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十ノ巻

紅蓮ノ妖の手の上に降り立った。

「力を貸してくれるのか?」

手の中のカブトムシが頷くと、目の前に一枚の札が現れる。

それを確認したカブトムシは飛び、紅蓮の肩に座った。

「札?」


「これか!」

何かを確信した紅蓮ノ妖は筆剣を抜いて握り手の近くに貼り付けた。

『武装認証!』

剣から音声が流れると筆剣の先で宙に文字を画く。

『角』

その一文字が浮かび上がるとカブトムシは飛び立ち、角の字に体当たりをした。

『剛力兜、装備!』

すると、カブトムシは一メートル程大きくなり、全身がバラバラになっていく。

頭の部分は手甲の様に紅蓮ノ妖の左手に、体は胸当て、羽の部分はマントみたく背中に装備された。


「これなら……今ならいける!」

空気の流れをの変化を確信した紅蓮は相手に向かって行った。

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