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魔法学園  作者: 心木真冬
第1章 始まりの宴
3/59

2つの問題

この学園は今2つの問題を抱えている。

しかも一つは早急に解決しなければならない。


ブラウンが職員室に戻ると数名の教師が何やら慌てた様子でいる。


「あ、ブラウン先生!教頭はなんと?」


「式を始めると。今日のところはなんとかごまかすしかないな」


「そうですか、分かりました」


「ん、それにしてもまさか()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


ブラウンはぼやく。

この学園の問題の1つ、それはこの学園の長であるマーティ・カラカスが行方不明なのである。


マーティには時々どこかを放浪する癖があった。

期間は1日の時もあれば1週間いないなんてこともあった。

そしてマーティは入学式の3日前にいなくなったきり帰ってこない。


「学園長の祝辞はどうするんでしょうか?」


「台本作ってるからそれで、後は」


「その台本を使う必要はないよブラウン君」


職員室の入り口にいつの間にか立っていた男が喋る。


「が、学園長!!」


入り口に立っていたスーツ姿の男はマーティであった。


「ふむ、間に合ったようだ。いやすまない、思いの外道が混んでてね」


「全くですよ、とにかく急いで体育館の方へ」


ふと、ブラウンはマーティから言い知れぬ匂いがしたように思えた。


「学園長、つかぬことを聞きますが今度はどちらに?」


「ん?ブラウン君は気になるのか?別に大した所に行っていないが」


マーティから感じる威圧感にブラウンは少し驚く。

「まあ少し、入学式の前に居なくなられたものなので」

そうこうしていると二人は体育館に着く。

「さて、何を話そうかな」

数行で解決した問題

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