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operation flags  作者: k.はる
二章 -開始(Start)-
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二章・7-2

スランプからのパソコン没収、インフルエンザに受験など色々あって遅れました。

かなり開けてしまい、実に2か月以上ぶりの執筆で、なおかつ途中から電子辞書で書いているので感覚がくるっています。

だから今回は慣らしなので短めです。

これからは週1ペースになると思います。

「それで、これから何するッスか?」

「はぁ……はぁ……、ジン……お前には……人を……休ませるって……考えは……ないのか……?」

「自業自得だ」

「そうよ。リーダーなんでしょ? もっとしっかりしてもらわなきゃ困るわ」

「私も今の行動は賛成できません」

 息を切らせながら発したトカレフの言葉に対し、ディオ、シュリンプ、ローレンスが否定する。

「そんなのいいからよ、さっさと始めようぜ」

「時間が、もったいない……です」

「ルーピン……お前まで……」

「んで結局なんなんだ? この『部隊チュートリアル』ってのは」

「そう言えば、みんな集まったはずなのにウインドウ出てきませんしね……」

 当事者であるはずのメリオダスは、ケロッとした顔で言葉を発する。

 声色はいたって普通なのだが、目だけはトカレフに向けようとしていない。

「まあな。他のチュートリアルと違ってここのは選べるようになっている。俺が操作するまでは進まない」

「「「「「さっさと進めろ(ッス)!」」」」」

「あっ……はい」

 ついにトカレフは、威圧に負けたのであった。



 ぽーん。

『チーム戦を開始します』

 仕切りなおして、ようやく部隊チュートリアルは始まった。

 例のごとく長いトカレフの説明は……まあおいておくとして、始まったのはチーム戦だった。戦闘形式は殲滅戦。コンビチュートリアルの時とは違い、部位ではなく体力を全損したら負け。この《OF》では最もポピュラーな戦闘形式らしい。

 なぜトカレフはこれを選んだのかと言うと、チーム戦の感覚をつかむためだとか。

 一人独断で行動するのではなく、許可を取り、または指示を受けて行動する。もちろん複数人で協力することもある。

 さて、今回のチームの割り振りだが――――

「トカレフ……あいつ頭どうかしてんだろ」

「だな。わざわざ一緒にするなんて……」

 ディオがつぶやいた一言に、周りが反応を示す。

 この場にトカレフはいない。だが、チームが二つしかない以上、見方が分かれば必然的に敵も分かる。

 何が言いたいかと言うと……

「ってことで、今は仲間なんだから攻撃するなよ?」

「…………」

 最後の最後までチーム分けを教えてもらえず、戦闘が始まるとともに転移し、そこで初めてチームを知ることになった。

 今ここに居るのは、トカレフ、ロッテル、ローレンス、そしてメリオダスの四人だった。

「そんで、どうすんだ?」

「とりあえず、お前らチーム戦初めてだろ?」

「そんなもんあたりめえだろうが! そもそもこのゲーム自体今日が初なんだからよ!」

「おっと……これは失礼」

 トカレフに言われてロッテルが怒鳴る。決して怒ってはいないはずなのだが、とても勢いがあった。それでかは知らないが、トカレフは言葉を詰まらせていた。

「そもそもトカレフだってパソコンでの話だろ? そんなら俺らと変わんねえじゃねえか」

「そんなことないぞ?」

「ん? まさかリアルでやったことあんのか?」

「っ!? ……いや、そんなことは……」

 なぜか急に反応するトカレフ。明らかに何か隠している様子だったが、それを聞く前にローレンスが口をはさんできた。

「ロッテル君。君はサバイバルゲームと言うものは知っているか?」

「サバゲーか? あのモデルガンで撃ち合う……」

「若干語弊がありそうだが、まあ大体そう言うものだ」

「それがどうかしたのか?」

「トカレフはそれで結構名の知られていてな」

「まさかこの制服も!?」

「少なからず関係あるだろうな」

「だから見た目のわりにこんな動きやすいのか!」

 そう言うと、ロッテルはその場でくるりと回る。その動きはさながら、新しい服を着て喜ぶ女の子のようであった。 もっとも、その服や見た目からかわいさなど微塵も感じることはできないが。

「ま、そう言うことで。俺は一応経験gaある!」

「そう言うことなら早く言えよ。隠さなくたってよかっただろ?」

「それは……」

「トカレフはトカレフなりに思う部分があるようでな。さすがにそこまでおかしくなっていないというか、まだ一般人の理性は保てているようだ。だからそれを恰好つけるのではなく恥ずかしがるのだ」

「ロ、ローレンス!?」

「ふーん。トカレフも可愛いとこあるじゃん!」

「男に向かって可愛いというな! ほら、この衣装を見ろ! カッコいいじゃないか!」

「ローレンスさん。さっきまだおかしくないって……」

「私の思い違いだったようだな。取り消そう」

「って、待てそこの二人! 勝手に人を変人扱いするな!」

「さーて、トカレフいじりもこれくらいにして。実際どうするんだ?」

 そう。何を隠そうこのロッテルは、始めっからトカレフをいじる気でいたのだ。ロッテルの中ではもはや目上などと言う言葉は存在していない。ただいじってその反応を見るのを楽しんでいる。はたから見ればかなり性格の悪い人だが、そのいじりにはほとんど笑顔が生まれるので、すべて悪いとは言い切れない。もっとも、ロッテルはそう言う人にしかいじらないというのはあるが。



 その後トカレフの口から放たれた作戦は驚くべきものだった。確かに人数を活用した策ではあるが、4人でする策ではないだろう。

 簡潔に言うならば、『分かれる』だった。

 ただ分かれ方が少し違った。2対2で分かれるのはいいとして、それはメリオダスとトカレフ、ロッテルとローレンスの2チーム。つまり、コンビを分けたということなのだ。普通に考えたら一緒にするはずであろうコンビを何故分けたのか。

 それは後々、メリオダスが気づくことになる。


次回予告 二章・7-3


 部隊チュートリアル、いよいよ戦闘です!


(約一週間後投稿予定)

お楽しみに。

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