表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/61

#51

 村長いわく、このヴァンパイアは村長の叔父であり、先代村長の弟だった。

 そして、まだ村長が子供の頃、村は魔獣に襲われ、多くの犠牲者を出した。

 当時、まだヴァンパイアではなく一人の魔法使いだった彼は、村を守るために魔獣に挑んだのだが、敗北し重傷を負い、そのまま殺されるのを待つばかりだった。

 その戦いの一部始終を見ていたのが、夜の王だ。

 夜の王は、彼をヴァンパイア化させて命を救い、戦う力を与えた。その力で魔獣を倒した彼は、そのまま姿を消した。


「この男が間違いなく叔父様なんですか?」

「はい。居なくなった時と変わらぬ見た目ですが、間違いなく叔父上です」


 明智の疑問を村長が肯定した。


「そんなわけで主には恩があったんですけどね」


 彼は苦笑いしている。


「村長の叔父様で間違いないと言うのなら、信じましょう」

「いいんだな?」

「あぁ」

「分かった。お前がそう決めたなら、それでいい。責任はお前が持てよ?」

「また俺かよ~」


 明智と伊達が、いつも通りのやり取りを繰り広げる。


「素敵なチームワークですねぇ…」


 再び、彼が苦笑いしている。今度は視線が温かい。


「村長の叔父さんを、あんたやお前と呼ぶわけにはいかないし、名前を教えてもらえないか?」

「ロイドですよ」


 ロイドが右手を差し出す。

 少しだけ迷ったが、銃をしまって握手する。


「よろしく」

「よろしくお願いします」


 ロイドを信用する事にした俺達は、外で待っている面子に状況の説明と、彼の紹介をする事にした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ