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意識

投稿遅くなりました!

更新はしばらくないと思います。4月前には絶対に復帰をしますのでよろしくお願いします!


週間ランキングで64位になることができました。ありがとうございます。

「『夜夏』」

 不思議と私の口から何故か出てきた言葉。

 何故出てきたのかは分からない。

 その後のことはあまり覚えていない。

 ただ、特定のことで話が通じたのが嬉しいのか一哉に両手を握られて腕を上下に激しく振られながらマシンガントークを聞き、5校目が終わったら結衣の今日のエピソードにいつもは相槌を打つのだが今日はなんといったのか覚えていない。

 その後家に帰宅、晩御飯を作り、愚弟と食べ、風呂に入り寝た。

 そして今は朝だ。

 現在私は昨日何を仕出かしてしまったかもわからずに悶々としていた。

 お酒を飲んで暴れた記憶のない人が何をしてしまったのか気になってしまうようなあれだ。

 会話を覚えていないだけで行動は覚えている。

 その会話が問題なのだ。

 少し前に結衣からのメールが来ていた。

 内容は、新堂が幼馴染である一哉の機嫌が非常に良いのだが新堂が話しかけると毎回嫌な顔をされるのだがどうしたらいいだろうと言う相談のメールが来たのだがどうすればいいということだ。

 自分で言っててややこしい。

 つまりだ。

 昨日の昼の会話で私は何かえらいことを口走ってしまったのではないか?と言う疑問だ。 

 ベットの上で考えていると、

 ドアにノックが入り我に返る。

「姉さん、もう7:00なんだが朝飯抜きだったらおそらく俺は死んでしまうだろう」

 そう言われて時計を見る。

 時刻は7:02分。

 真也の朝練習のは締まりは7時15分。

 家から学校まで徒歩10分

「ご、ごめん!今から作るから待ってっ!」

 マッハで一階に降りて朝ご飯を作る。

 時間がないから目玉焼きとベーコンを焼いてお皿に盛りつける。

 時刻は7:05。

「朝ご飯で来たよ!悪いけど学校まで走って行ってくれれば間に合うと思う!」

 とテンパリ気味の私に真也は、

「……姉さん、熱でもある?学校に休むって連絡入れるけど」

「だ、だだ、大丈夫!朝ご飯食べて学校に行きなさい!」

「姉さんが可愛く見える。……多分姉さん熱あるって、今日学校休んだほうがいいって」

 心配そうな表情で見る真也。

「大丈夫。早くしないと部活に遅れちゃうから早くしないと、ね」

「本気で重傷だよ姉さん!今までで姉さんが寝坊したの2回だけだし、こんな姉さん見るの初めてだよ?本当に姉さん?」

「本当に君のお姉さん八十一薫だからね?私は」

 本当に心配そうな目で真也に見られ、不意にデコに手を置かれる。

「きゅぅ」

 不意の行動で変な声が出てしまう。

「……平熱みたいだけど本当に大丈夫?」

「大丈夫だって言ってるでしょうが!もう8分だよ!」

 真也の手を払いながら自分の席に着き朝食を食べ始める。

 真也は慌てたようにパンの上に目玉焼きとベーコンを置きはさんで急いで食べること1分。

 そして荷物を持ち学校に行く。

 玄関付近で「本当にダメそうだったら電話かメールしてくれよ」と声をかけられ学校に行った。

 一人家に残った私は両親の仏壇の前で、

「本気でどうしちゃったんだろう、私は」

 結衣が迎えに来るまで自分はどうしてしまったのかを考えていた。

短くなってしまったorz


感想ありがとうございます。

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