どう思っただろう
感想ありがとうございます。
そうですよね、暴力沙汰って駄目ですよね。でもギャグキャラには使用してもいいと私は思うんです。
本文短くなってしまいました。すみません。
昼休み屋上。
今日も一哉とご飯を食べていたのだが、いつもと違う点が一つあった。
「どうも申し訳ございませんでした!」
新聞部部長、佐々野健一が私たちの前で土下座を披露しているところだった。
「もういいって言ってるだろ」
ちなみにさっきので23回目。
逆にうざくなってイライラする。
ほら、一哉の額にも怒りのマークが浮かんでますよ。
「いいえ、自分の仕出かしたことはとても大きなことだと気が付k「うるせぇ」げふっ」
どこからか取り出したチョークを眉間にヒットさせる。
ちなみに顔面真っ白。
そういえば最近暖かくなってきた。日傘でも買おうかな。
「ん、ごっちそうさん」
「お粗末様でした」
今日も一哉の分を作ってきたので渡してやった。
巾着の中に入れて返されたので受け取る。
「……や………対…き合って…でしょ」
「何か言ったか?」
「お二人絶対にお付き合いなされてますよね!?仲睦まじくお弁当を食べ、二人でよく仲良くしていると色々な方から聞いてます。八十一さんの弟さん曰く、先日のバスの中で膝枕をしてもらっていたそうじゃないですか!もう逆に付き合ってないのが不思議なんですけど!?…ハァハァ、疲れた」
「ハァハァと声を上げるな。気持ち悪い」
「何に対して興奮してるんだ?」
一哉が苦し紛れに話題を方向転換をするので便乗した。
「そりゃ、八十一さんのその柔らかそうな太もm―――って違いますよ!何話題を変えようとしてるんですか!あれ、八十一さんなんで後ろに下がってるんです?深雪君も怖いんですが?」
ノリツッコミだが全力で後退する。
「自分で話題を変えてるのにどういう意味だ。変態。嗚呼、さっきの発言レコーダー使わせてもらったから」
用意周到だな。
「ぐっ、痛いところを突きますね。ですが僕はその真実が知りたいんですよ!二人がどのような関係なのか!」
「煩い変態。女子生徒の敵として校内放送で流してやろう」
「えぇぇぇぇぇ、それだけは堪忍してぇな」
「キモイぞ佐々野」
佐々野h―――
「佐々野は崩れ落ちた。ここで新堂と同じハーレムを作るという夢は終わってしまった。さぁ女の敵佐々野健一17歳、この先どのような変態ストーリーが待っているのでしょうか!」
「次回、『絶望と欲望と』それでもハーレム王に俺はな―――りませんよ!変なことを言わせないでください!」
実は芸人じゃないのか此奴。
ノリがありえないほどいいし。
本当にただの変態にしか思えない。
「ハァハァ、なんでこの人たちはこうも疲れさせるのでしょう」
「「自爆じゃないか」」
「それに言い返せない自分がいる!」
そろそろか。
「昼休みもうすぐ終わるだろうから帰りましょう」
「ああ」
一人悶えている変態を残して教室へ向かった。
その時、先ほどの佐々野の言葉が気になった。
「本当に二人は付き合ってないんですか?」
と言う言葉。
私はその時にどう思ったか分からなかった。
ヤバい、佐々野を書いているのが楽しい。
ギャグキャラとして襲名かな?
真也より登場数が多くなるかもしれない。
あれ?新堂あまり出てませんね。
それではまた次回~




