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関羽くんは欲張りなのだ

作者:和幸
あらすじ

関羽「我が軍は停滞の危機に瀕しております。」

劉備「それはどういことかな?五虎将がうちにはいるじゃあないか。」

関羽「私は欲しい魏の武将も、呉の武将も、なりよりあの呂布が欲しい!五虎将軍ではなくてカラフルパーティがしたんじゃあ!」

関羽はそう言い残すと、意味ありげに髭を撫でながら、荒野に騎馬に乗って去っていった。

劉備「これはいったい、我が軍では物足りぬというのか・・・。」

劉備は蜀を統合して、何不都合なく進んでいたこの歴史を初めて憂うことになった。

――――――――――――――――――――――――

「それは、いつものことでございます。」

そう口火を切ったのは我が軍の軍師、諸葛亮だった。

「関羽はこの安定しすぎた蜀に疑問を持っておられる。魏も呉もこの世で安定しすぎていて、呂布については新たな国を建国する文武兼備なところがございます。」

新たな世の在り方を鋭く捉える諸葛亮。

「それに対抗したいというのが関羽のいい分でしょう。」

劉備「なるほど、全くわからん。」

劉備は長いようで短い髭をを撫でながら、ほんとうにわからない素ぶりをみせた。

劉備「三国安定のこの世に、新たな国王・・・。これは今まで安泰だったこの世界に火種を蒔くということなのだろうか、、」

諸葛亮「そういうことでございます。薫卓死後、その恩寵を賜った呂布はこの安定しすぎる世界を恨んでいることでしょう。」

諸葛亮は一口、お茶を飲んで言い放った。

諸葛亮「呂布は『英才教育などいらぬっ!屯田ばかりさせられるのはもう飽きた、乱世こそが我宿命よっ!戦をよこせっ!』とそう体現しているのかと。」

武もさることながら、智も私以上に備わっている呂布。

諸葛亮「関羽は仲間を集めるつもりでしょう。大敵を破るためにワクワクしておられるのでしょう。」

関羽が一人、出奔した方角を眺めていた。

関羽「最初のカラフル部は君に決めたっ!楽進っ!」

安定しすぎた世界・・・、その怒りを買うように現れた呂布。新たな敵にワクワクを抑えきれない関羽。一色兼備、一味徒党を思い描く関羽の運命を変える戦いが今始まる・・・。

第一話「楽進、お前被る必要なくね?大将呼んでこいよ」

お楽しみに。
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