表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王討伐  作者: 甘党辛好
39/45

トロールと魔王

扉の奥まで進むと、別の空間に出る。

豪華な内装であるが、階段などはない。

他には何もなく、豪華な空間がただ広がっているだけだった。


山月が口を開く。

「おい、何だこの場所」


「僕が聞きたい」


「そらそうだ、全員知るわけねぇしな!」

僕が答えた言葉に、山月は肯定し、大袈裟に笑う。


他の皆も戸惑っている様子だったが、急に天井が真っ二つに裂け始める。


”何かが来る“そう直感した。

間違いなく今までの敵の何倍も強いであろう、強者の気配。


「皆!今すぐ戦闘準備を!」


ウーさんと餓鬼さんは、すでに“それ”に気付いており、戦闘準備をすでに終え、もう殺気を出し始めている。


異様な状況を察した山月が、僕に聞いてくる。


「ライト!なにか来るんだな!」


「あぁ、とてつもない強い気配が近付いて来てる」


「…何人だ?」


「…恐らく1人」


「1人!?」

「おい、嘘だろ…こっちは7も居るんだぞ!?」


「僕ら全員相手出来ると踏んで来てるんだろうな、実際、そのぐらい出来そうな殺気だ」


「…マジかよ」


皆に緊張感が走る。


「スィとミールは後衛から支援を!」


「はい!」


「山月と餓鬼さんは、僕と一緒に前で敵を引き付けて!」


「了解!」


「任せとけ」



「ウーさんとモカは、敵にダメージを与えてくれ!」


「了解です!」


「分かったぞ!」



このメンバーの場合、魔法の扱いに慣れてるスィ、魔力が多いミールは後方に回ってもらい、経験値的にもウーさんと餓鬼さんに前を貼ってもらった方が良いと判断した。

力の強い山月とすばしっこいモカ、それに僕を自由にさせた方が敵へのダメージが通りやすいと考えた。


僕の言った配置がどこまで通じるか分からない。


「皆!くれぐれも注意を…」


そう言いかけた途端、餓鬼さんがいち早く気付く。


「来るぞ!」


餓鬼さんの声と同時に、上から巨大な何か、この気配の正体であろう物体が降ってくる。


ドンッ!


鈍く大きい音と共に、その物体は地面へと着地する。


「精鋭揃いかよ!」

「血が滾るなぁ」


何かを吟味するような声、そして、剥き出しの殺気。


「…お前がライトか?」


巨大な肉体、その正体はーーーー

               トロールである。



トロールの声を聞いて、山月は口を開く。


「お前…あの時の…!」


「…おぉ、生きていたか馬鹿な人間」


トロールの挑発に山月は、乗りかける。


「んだと!」


それを静止させるように、餓鬼さんは山月に問う。


「知っているのか、山月」


「…あぁ、前に魔物の子を助けたときあったろ」

「あん時の二人組の1人だ」


「そうか、あの時の」


「あぁ、前はローブしてて顔見えてなかったんだが…その特徴的な声、今でも覚えてるぜ」


そう言うと、山月と顔付きが少しだけ変わる。


山月の顔付きが変わったことに、餓鬼さんは気付き山月に忠告をする。


「あまりマジになるなよ」


餓鬼さんの言葉を聞いた山月は、笑い返して言う。


「ハッ!冗談言うなよ」

「…相手は戦闘能力もねぇ、か弱いガキ襲った奴だ」

「そいつ眼の前にして”マジになるな“は、無理があるぜ」


空気がピリつく。


「…トロール、お前名前は?」


山月がトロールに聞く。


「名前?」


「だってよ、聞いたら心置きなく倒せんだろ?」



「ふっ…成る程、やはりお前バカだな」

「まぁいいさ、俺の名前はルーロ!魔王の幹部をやっている」

「そして…お前ら全員をブチのめす男だ」


ーーーーー


「ふっ、そうかい…」


山月は名前を聞き、納得すると堪えきれなくなったのか、一番最初に動きだす。


あまりに素早く無駄のない動きで、トロールの足元まで行き、腹めがけて剣を入れる。

間違いなく、クリーンヒットした。

どんな大男でも、これを喰らえばひとたまりもない。


が…状況は違っていた。


トロールの腹を狙った剣は、剣が腹に刺さらず弾き返していた。


正直驚いた。

山月自身も驚いて様子だった。


山月のパワーは僕らが一番理解している。

その山月の完璧な動きからの渾身の攻撃を、あのトロールは、その筋肉で防いだのだ。


あまりにも硬い筋肉。


そして、トロールは。


「ヌルい…!」


そう言いニヤリと笑った後に、山月を勢いよく殴った。


その巨大な腕から繰り出さられる一発。


山月は勢いよく吹っ飛ぶ。


山月は、壁に衝突する。


「痛ぇ…」


「ヌルい!ヌルいぞ!そんな物なのか!」


「んだとぉ…!」


すぐに起き上がる山月。


山月がもう一度攻撃するタイミングで、僕、ウーさん、餓鬼さん、モカも攻撃に加わる。


ミールとスィは援護をし、僕らの力を大幅に上げてくれる。


全員がトロールに斬りかかる。

が、結果は同じ。


トロールの硬い筋肉により、全ての打撃が、剣技が無効化される。


トロールは全ての打撃を受け終わった後、またもニヤリと笑い、全員を巨大な腕で吹っ飛ばす。


「ふっはっはっは!やはり!筋肉こそ力!筋肉こそ防御!筋肉こそ至高なのだ!」

「剣技?魔法?技術?」

「筋肉の前ではそれら全てなんの意味もなさない!」


どうする…どうする?

あまりに硬すぎる。


そう悩んでいると、ミールとスィの魔法がトロールを襲う。


「結晶よ!」


「Shower!(シャワー!)」



先程まで、あそこまで硬かったトロールの肉体が、ミールによるクリスタルの雨で、傷付けられていく。


「water spear!(水の槍!)」


スィの魔法、水の槍で相手の前進を串刺しにする。

だが相手の肉体は、やはり硬く、中まで串刺しは出来ていないようだ。


「白炎よ!」「黒炎よ!」


傷口から黒い火と白い火が付き、トロールの体全体を火で燃やす。


あのトロール…もしかして…


「どうやら、あのトロール、打撃なんかには強いが…魔法には弱いのか?」


山月の視点も正しいが、今回はおそらく違う。

あのトロールは…


「いや、恐らくだが…あのトロール、多方向の攻撃に弱いんだろう」

「筋肉を使っての防御、だからこそ攻撃を食らう瞬間に筋肉に力を込めるんだ」


「つまり、多方向から攻撃すれば、筋肉に力が込められずダメージが通ると?」


「あぁ、恐らく」


「そんな単純な仕組みか?」


山月が疑問を口に出すが、ウーさんがそれに反論する。


「いや単純だ、奴は動き方が単純明快」

「その上、頭を使ったような動きをしていない」


「マジかよ…つまり筋肉バカってことか?」


「そういう事だ」


「で、あるなら話早いな」


「作戦がある」

「皆、俺に合わせてくれ」


「了解!」


ウーさんの作戦に僕と山月は乗る。



トロールに向かって、僕と山月は走り出す。


それを見て、反対側にいたモカ、餓鬼さんも気付き僕らの動きに合わせる。


所謂、阿吽之息である。


ウーさんを除いた四人が、また4方向から攻撃をする。

しかし、結果は同様。


「何度やっても同じだ!」

「貴様らは!このルーロ様に勝てないのだ!」


明らかに勝利を確信した顔つきのトロール。

しかし、トロールは気付いてない。


        頭上にいたウーさんに。


「…黒牛」


トロールの頭を、思いっきり金棒でぶん殴るウーさん。


トロールの頭は、その威力から地面につく。



(やった…!)


全員がそう思った。

だが、それも束の間。


「良い痛みだ!魔獣の英雄!」


直ぐ様、体制を立て直し、僕、山月、餓鬼さんめがけて右フックをする。



あまりの痛み、その衝撃からまた吹き飛ぶ。


先程の何倍も痛い。


視界がぼやけ、意識が混濁する。


(魔王の幹部がここまで強いとは…僕は…死ぬのか?)


ーーーーーミール、スィ視点


「皆さん!」


スィの悲鳴、と同時にミールの悲鳴がこの空間に響き渡る。


ライトたちに意識が行っていたのも束の間、直ぐ様トロールはモカを狙い左フックをする。


先程の右フックを、うまく避けていたモカも左フックを食らってしまい、ライト達とは反対側の壁に激突し、床にそのまま落ちる。


「いやぁぁぁぁ!」


ミールの悲鳴。

その声を聞き、トロールはまたニヤリと笑う。


「貴様らがこの俺に与えた痛みは!俺様のスキルによって!俺の力へと変換させられる!」

「残念だったな!」

トロールは勝利の笑みを浮かべる。

「さて…」


トロールはやりきったような顔をし、残ったスィとミールに視点を合わせる。


「さっきはよくも…やってくれたなぁ?」


トロールは歩き出し、どんどんスピードを上げて、ミールとスィに迫ってくる。


「結晶よ!」 「水よ!」


二人は魔法を撃ち続け、トロールにダメージを負わせようとする。

しかし、それらは無意味になる。


「はっはっはっ!お前らの魔法実に良かったぞ!良い痛みだった!」

「だが!」



「…もう慣れた」


まるで魔法が効いていないような、出で立ちで真正面から真っ直ぐ二人の元へと走ってくる。


「痛くも痒くもない!」


トロールの表情は、自信に満ち溢れている。


「さっきはな!油断してただけなんだよ!」

「来るって分かってんなら、お前らの攻撃なんてカスだぜ」


(駄目、全然効いてない…!)


「ミールちゃん逃げて!」 


「は、はい!」


ミールはスィの指示を受け、直ぐに逃げようとする。

信頼し、尊敬しているスィからの、恐らく最も合理的で、最も良い判断であろう指示。

だからこそ、ミールもそれに従い、逃げようとするが…。

  それすらも無意味に終わる。


トロールはあまりに早過ぎるのだ。


「おっと!逃げちゃ駄目だぜ…」「お嬢さん!」


ミールは必死に逃げようと思った矢先にトロールの片手に捕まり、トロールはミールを持っている片手を上から下に振り下ろし、ミールを地面に叩きつける。


「あっが…」


ミールの小さく脆い声とともにスィの悲鳴も聞こえる。


「ミールちゃん!」


完全にミールは気を失ってしまう。


「次はお前だ」


トロールの視点がスィの方を向く。


(先程の速さ…とてもじゃないけど逃げれない…)


そう考えているスィであったが、トロールは先程よりも素早い動きで、こちらまで間合いを詰めてくる。



「考え事か!?」


そういうトロールの口元は完全に緩みきり、勝利を確信している表情だった。


完全に間合いを詰められたスィに、トロールは真正面から拳を喰らわせようとする。




だが、スィはスライムの特性を活かし、体を変形させ避ける。


「ちっ…スライム風情が…」

「じゃぁよぉ?」



スィの横から、とてつもない威力の攻撃が来る。


スィは、その攻撃に耐えられず吹っ飛ぶ。


トロールは、その巨体に似合わぬ速さでスィに蹴りを入れたのだ。


「スライムは、自身の身体の変形や分離、その上衝撃を受け流す事こそ得意だが…全身に対する攻撃は、衝撃やダメージを受け流せないんだったよな」


「ぐっ…」


「ほぉ、まだ息があるか…流石あいつの娘だな」


トロールはそう言うと、地面に横たわっているスィを握り、地面に叩きつける。


「ほらよっ!」


あまりの衝撃からか、スィは地面にめり込む。


「ぐっぅ!」


めり込んだと同時に、スィ自身も出したことないような声が出る。


その声を聞き、トロールは高揚感で包まれる。


「これだよこれ!」

「強いと思ってるやつを!技に頼ってきたやつを!一方的に”力“でねじ伏せる!」

「お前らの学んできた努力など全て無意味だと!」

「全ては力なのだと!」

「これがしたかったんだよ!」

「あぁ!最高の気分だ!」


「もっと聞かせてくれ!!!!!」


トロールの興奮した声は、この場に響き渡り、その声と同時に地面にめり込んでいるスィを、足で踏みつける。


何度も

何度も

何度も


だが、スィの心は諦めていなかった。


(これで良いんです…ライト様…皆さん…私が引き止めている間に…どうかこの敵を倒す算段を…)


「ラ゛イ゛ト゛…さ゛…ま゛………」


ーーーーーライト視点


「ライト!ライト!起きろ!」


山月の声…


俺は…なにを…


「スィちゃん達がマズイ!」


「…ス…ィ?……ッ!」


その言葉を聞き、自身が今の今まで失神していたことに気付く。


あたりを見回し状況を確認する。


倒れているモカ。

横たわっているミール。

そして…

トロールに何度も踏み続けられているスィ。


体は勝手に動いていた。


だが…それを山月に止められる。


「邪魔するな!」


「馬鹿待てライト!作戦も無しに行くなんて…スィちゃんとミールちゃん、モカの犠牲が無意味に終わる!」


「うるさい…!」


「ライト様!山月の言う通りです!」

「こちらは技術、相手はパワー」

「あまりに相性が悪いです!」


ウーさんが僕に、そう伝えてくるが。

僕は“ソンナコトドウデモヤカッタ”


ーーーー山月視点


俺は、ライトを抑えながら、あることに気付く。

餓鬼さんの様子がおかしい。

何か…獲物を求めている空腹の獣のような感じだ。


「おい!ウーさん!」

「餓鬼さんが!」


ウーさんは餓鬼さんの方を見る。


「フーッ…!フーッ…!」


餓鬼さんの様子は、目全体が、真っ赤に充血して、瞳孔が完全に開いている。


「マズイ!」

「おい!山月!ライトの方を頼む!」


「あ、あぁ!」


ウーさんは餓鬼の方を掴み、説得している。


「おい餓鬼!ふざけるな!」

「俺との誓いを忘れたか!」

「お前が今ここで暴れたら!全員死ぬぞ!」


「ハァ!ハァ!」


ウーさんの説得により、少しずつ目の充血が収まってきている餓鬼さん。

恐らく正気に戻ったのだろう。


「ハァ…ハァ……すまない…」


「いや、この状況だ分かるさ」


(ナイス…ウーさん!)


そう思った矢先、腕に激痛が走る。

「痛っ!」


腕を見ると、抑えていたライトが俺の腕の防具を貫通し、俺の腕と肉を、口と歯の力だけで噛み千切ろうとしていた。


だが、次の瞬間。

ライトは床へと崩れ落ちる。


ドクンッ…ドクンッ…


ここからでも分かるほどの大きな心音。


「これ…まさか…」


いや間違いない、ライトは今…


        スキルを暴発させようとしている。


ーーーーーライトの心


「…そうか…ここで終わりか」


威厳のある、それでいて恐ろしく低い声が、なにもない空間に響き渡る。


「もう少し出来るやつだと思っていたが…」


「見損なったぞ…ライト…」


呆れているような、それでいて、”全て“がつまらないと感じてそうな表情。


そう声の主は言うと、宙へと浮き始める。


「では…”全て“をこの魔王が終わらせてやろう」


そう声の主、ライトの写し身の感情である魔王が言う。


しかし、そんな矢先。


ライトの頬に、強い衝撃が加わる。


襟を掴んでいる、下賤な人間にビンタをされたのだ。


そして、ライトの瞳に、山月の顔が映る。


「ライト!目を覚ませ!お前の目標は何だ!」


「ほぉ…この人間…」


魔王は口角を上げ、少しだけ笑う。


「下賤で…野蛮で、醜く汚い物が人間だと思っていたが…」

「そうか…こやつ…」


「少し…人間の…いや“この人間”の評価を改めよう」


「…で、あるならば」


「我が魔王の権限において…もう少し傍観と行こうか…」


魔王は宙から地へと降り立ち、自身の座っていた魔王の椅子へと座る。


そして…何もない空間で指パッチンをした。



ーーーーーライト視点

「ライト!お前の目標は何だ!」


「ハッ…!」 


気付くと山月が、僕の襟を掴み、真剣な眼差して見ていた。

「俺の…目標…」



「そうだ!お前の目標だ!」



「…俺の目標は…」


僕は、山月の瞳を見つめ返す。


「魔王になり、祖父の意思を継ぐことだ!」


そう真剣な顔で山月に告げる。


「ふっ…そうだな…改めて聞いても、いい目標じゃねぇか」


山月は僕の返答に満足し、握っていた襟を離す。


「俺の”今考えている目標“は、早く帰って良いお姉ちゃんを抱くことだ」


山月はそう言うと、ニヤリッと笑いながらこちらを見る。


「そっちも良い目標だな…」


「あぁ、お互いの目標の為にも…ここを脱さなくちゃな」


「あぁ」


「で…作戦はどうするんだいリーダー」


山月はこちらに聞いてくる。


(…唯一奴を倒す方法がある)


思い出したのだ。


だが…それでは山月が…。



「…!」


「ライト様正気に…!」


「あぁ、ごめんウーさん、心配かけた」

「山月、ありがとうな」


「おう」


「…でだ、唯一倒す作戦がある」


「へぇ、なんだ?」



「餓鬼さん!“ライコウ”の準備を」


「ウーさんは、奴を殺しきれる最大の技を」


「山月…お前は…」


「死ぬ可能性があるんだったら、覚悟はできてるぜ」


山月は、僕の考えを見透かしたように話す。


「…あぁ、もしかしたらお前は死ぬ」


「そうか…作戦の成功率は?」


「低い…」


そう僕が言うと、山月はいつもの表情で冗談を言う。


「え、そこはさ何%とかの方がさ…」


「お前な…今は…」


「あーはいはい、分かってるよ冗談冗談」

ウーさんとガキさんが後ろで呆れている。

「まっ…でもさ、安心しろよ」


「何がだ?」



「成功率が低いんならさ、命かけて取り組めば少しは上がるかもだろ?」

「だからこそ…死ぬ気でやってやるよ」

刀を取る僕と剣を抜く山月。


「…違いない…流石、勇者」


「いや、違うな”元勇者“だ」








(はい、何回目でしょうね期限馬鹿みたいに過ぎるの…今回は本当にすみません。言い訳するとまじでバトルシーン苦手すぎて展開考えられてませんでした。本当はもう少し長めに、トロール戦は1話だけで終わらす予定だったんですけど…すみません…目茶苦茶キリが良くて…次回の話をすると、次回は5月5日に投稿します。本当に今回はすみません)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ