嘘
(;一_一)本当にすまないです。
次元の穴
僕の目の前で激しい争いが始まった。
ここにいては巻き込まれるであろう目と鼻の距離だった。
それでも、構わない僕はこの戦いを見守らなければいけない気がする。
「やるじゃないか、さっきのは嘘じゃなかったみたいだな」
「ほざけ、貴様には恨みがあるそのために俺は力をつけた」
「かつて、英雄といわれたお前が堕ちたものだな?」
英雄?あの人が?
「そう呼ばれていたこともあったな、くだらない事よ」
そういえば昔聴いたことがある。
ある村に天災が降り注いだときに一人の男がその元凶をつぶす為に
村を出たという話を、結果村を救い自分の命を犠牲にしたらしかった。
目の前の人間がもしその英雄だとしたら、いやそんなことあるはずない
「まだだ、私の手に入れた力を使うにはまだ足りない」
「なら、その前にけりをつけるまでだ」
「そう簡単にいくかな?」
そういった瞬間次元の主のオーラが変わった。
「力をつけていたのは何もお前だけじゃない」
「そうか、それは安心した」
さすがにこれ以上はここにいたら危険かなちょっと離れよう
「行くぞ・・ルズ」
よく聞こえなかったけど相手の名前なのかな
「っふ懐かしき名よ、その名は当の昔に捨ててきたわ!!」
剣を大きく振りかざしてきた・・・速い!
「いやぁぁぁ!!」
主も負けずと劣らず素早くかわしてすぐに体勢を整えて次の攻撃準備に入った。
「やるじゃないか」
「お前こそな、・・・・何故一人で行った自分だけを犠牲にするようなまねを」
「貴様には関係ない、すべては自分のためだ」
「何!?」
「俺は昔この地に眠る伝説の力を手に入れるために村を出た、英雄か何かはしらんが
それは勝手に村の人間共が勘違いをしていたんだなとんだ笑いものだ」
「馬鹿な」
「嘘ではない、村への天災が終焉したのは偶然だったんだよそして俺は力を手に入れた
半分だけだがな・・・あとはあの小娘から吸収するだけだ」
!?まさか雪のことか
「小僧、お前の考えどおりだ」
心を読まれている・・・
「しかしな、これには条件がありある特定の場所でしか力が開放されないことになっているんだ
俺の弟がそこでもう着々と準備を終えているだろうがな」
「お前の弟だと・・・あの生まれながらにして最凶最悪の力を備わった」
「あぁ俺は恵まれているよいい兄思いの弟にな、あいつは俺のためだったら
なんでもしてくれる」
「自分の力のために弟まで巻き込むつもりなのか貴様は!?」
「当然だ使える手駒は使っておくものだ」
なんてひとだ・・・・実の弟なのにそれを利用するなんて、あの子は騙されているんだ
真実を伝えなくては行こう美花の元へ・・・
「小僧、止まれそうはいかない俺の計画をつぶさせるわけには」
やばい、殺される・・・っくしょうがない
「ラー・サイレンス」
この魔法は一時的に自身の目の前に巨大な壁を作り上げ敵からの攻撃を守る
防御魔法・・・しかしこれを使うと大量のエネルギーを使うため体の制御が利かなくなり
疲労が溜まってしまう、まだここで死ぬわけにはいかないんだ
「貴様も能力者だったのか、面白い」
「後方支援タイプか・・・いい術を持ってるじゃないか」
「ははっ、ありがとうございま・・す」
いけない倒れてしまったまた足手まといになってしまう。
「っふ想定外のことがおきたな、まぁいいだろうこの場は見逃してやろう
決着は次に合間見えたとき」
「わかった」
助かった・・・さて僕も早く体を治さなきゃ
「すみません、僕が勝手に力を使ったばっかりに」
「いや、私も危なかった気をそらしてくれて助かった」
「そういってもらえるとありがたいです」
今回はこんな結果になったけど次はどうなるかわからない
必要最低限にこの力を使わなければ、美花大丈夫かな・・・ 続く
今年最初の更新ですね、遅いですね(-_-;)
一応シナリオ構成は考えているんですけど時間がなくて
本当に申し訳ない次の更新はこんなに間を空けないように心がけたいです。