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3、アルベルティーヌ

 季節が変わると寒い場所を好む魔獣が領地に移動してくる。ある程度の場所までは放置するが、街に近くなると討伐を行った。


 例年通りのことだが、話を聞いたアルベルティーヌが青白い顔をしたまま兵士の集まる広場にやってきた。


「吹雪いてきているのに、連れてきたのか?」

「申し訳ありません。アルベルティーヌ様がお見送りをするとおっしゃり」

 コラリーが厚手のコートやマフラーで丸くなるほど防寒させていたが、既に頭の上に雪が積もり始めていた。


「こんな雪の中、出られるのでしょうか……?」

 アルベルティーヌがダニエルに話し掛けている。ダニエルには随分慣れたようで、並んで待つドラゴンを眺めながら、心配そうに手綱を持つ騎士たちを見遣った。


「吹雪く頃に魔獣はやってきますから、仕方がないのです。ドラゴンは雪に強いので大丈夫ですよ」

「空の中はお寒いでしょう。気を付けてくださいね」


 労いの言葉をダニエルだけに口にしているかと思ったら、騎士たち一人一人に話し掛け、怪我のないように気を付けてほしいとお願いしている。

 ドラゴンから攻撃をするのでそこまで危険ではないのだが、魔獣の群れと戦うと聞けば心配が増すのだろう。顔を寄せるドラゴンをなで、そのドラゴンにまで話し掛け終えると、クロヴィスに近付いてきた。


「お帰りになられるのはいつ頃になるのでしょうか」

「……夕暮れ頃には戻れるだろう」

「承知しました。どうぞお気を付けください」


 アルベルティーヌは頭を下げると、邪魔にならないようにドラゴンから離れる。

 ばさりとドラゴンが羽を広げた。上昇すると空を見上げるアルベルティーヌと目が合った気がした。


(気のせいだ。ダニエルから声を掛けるくらいだからな)


 まだ怒っているであろう。他の者たちに掛ける声とは違ったよそよそしさ。

 しかしクロヴィスを無視はできぬと、仕方なしに見送ったのだろう。


 アルベルティーヌはダニエルがクロヴィスだと信じていた時、大きな目を瞬かせて真剣にダニエルの話を聞いていた。貴族の令嬢特有の作った笑いではなく、素直な笑いを見せる時点で、演技をしているように思えなかった。


「アルベルティーヌ様は素敵な方ですね。お優しいですし、明るいですし、何より分け隔てなく接してくれます」

「本当です! ドラゴンにまで声を掛けてくださるなんて!」

 ダニエルがドラゴンの上で大声を張り上げてまでそんなことを言ってきた。周りを飛んでいた者も同じ意見だと、アルベルティーヌを褒め称える。


「廊下で会った時に名前を聞かれました。我々の名前を覚えてくれるのでしょうか」

「俺も名前を聞かれました! 次に会った時、覚えてくださっていたんですよ!」


 アルベルティーヌの話が始まると、次々に部下たちが声を上げ始める。耳を塞ぎたくなるが、強風の中ドラゴンを操っているのでそれもできない。


 突風が吹き、体が持っていかれそうになるのを耐え、魔獣のいる方向へ手綱を引く。吹雪で視界が遮られるが、低く飛ぶことによって森の形を目印に目的地まで進む。

 低空飛行を続けると、魔獣は大木を投げ攻撃を仕掛けてくることがあった。それに注意しながら魔獣を探す。


「魔獣を倒すついでで、鹿など持って帰りたいものですね!」

「アルベルティーヌ様のために、美味い肉を土産にしましょう!」


 それは誰に向かって言っているのか。クロヴィスは無言でそれを聞きながらドラゴンのスピードを落とすと、背中の矢をつがえた。


(どいつも、こいつも)


「集中しろ! 魔獣が見えてきたぞ!」

 黒い塊が地面を這うように動いているのを見て、クロヴィスはその矢を放った。





「アルベルティーヌ様、自らされずとも」

「皆さん疲れて帰ってくるのでしょう。わたくしも手伝わせてくださいませ」


 魔獣討伐のある日は、寒さの中戻ってくる騎士たちのために料理でもてなすのが慣例だ。ひどい吹雪の中出ることが多いので、皆で集まり体を温めるために酒を酌み交わし、食事をする。

 その用意を、アルベルティーヌも一緒に行っていた。


 皿を並べ、グラスを置き、邪魔にならない程度にできることを手伝いたいと駄々を捏ねた。コラリーは困ったようにしたが、手伝うことになるとメイドたちは皆笑顔で受け入れてくれた。


「アルベルティーヌ様、冬が終わったら帰られてしまうのですか?」

「クロヴィス様はあんなものですから、アルベルティーヌ様の良さを知っても恥ずかしくて何も言えないのですよ。本当はアルベルティーヌ様のような方がいらっしゃってくれて、嬉しくて仕方ないのに」

「そうそう。意固地ですからね。あの方は。子供なのです」

「変な時だけ繊細なんですよ。女性と真面目に接することがないから、どんな態度をしていいか分からないんですよ」


 メイドたちは、うんうん頷く。

 まるで皆がクロヴィスの母親にでもなったかのようだ。普段はしっかりしているんですよ。とちゃんとフォローは忘れない。


「皆で説得して一緒に謝罪致します。どうかこのままこの城に留まってください」

「ええ、そうですよ。必ず謝罪致しますから! 私たちも一緒に!」

「なんだかんだ言って、皆さん意見が同じですね……」

「そりゃ、アルベルティーヌ様のような方は、もう二度と現れませんからね! 逃したら一生結婚できませんよ!」

「そうですよ! クロヴィス様は結婚できず、ずっと独り身に違いありませんから!」


 その意見もどうかと思うが、皆概ね同じことを口にした。一緒に謝るから帰らないでほしい。クロヴィスが結婚できる最後のチャンスだからと。

 どうやら皆、アルベルティーヌを認めてくれているようだ。


(皆さんに評価していただけるのは嬉しいですね)

 だが、それを受け入れるかどうかは、クロヴィスの態度によるだろう。


 未だ謝罪はなく、アルベルティーヌから話し掛けて、やっと口をきく程度。あれは謝る気はないと勘繰っても仕方ないではないか。

 それが意固地で子供で、繊細な心を持っているとしても、許せることと許せないことがある。


 クロヴィスが領主として誠実な人であることは、フローラン王子からも耳にしていた。

 フローラン王子が言うには、北部で生まれ育ったため少々偏屈なところはあるが、領地を守るために率先して改革を進め、市井のために働ける領主である。とのことだった。

 城にいる人たちの話を聞けば、それは嘘ではないと分かる。

 領主に対して誰かに謝れなどと言えるのは、家族のように仲が良く信頼関係が築かれていなければ難しい。


(良い方なのは間違いないのでしょうけれど)


 先日、アルベルティーヌに届いたフローラン王子からの手紙には、冬が終わったらベアトリスと遊びに行く。と書かれていた。

 その頃には上手くいっているだろう? という無言の圧力である。


(王子様にお話をいただいた時、何かしら含んだ顔をしてましたけれども、知っていたのでしょうねえ)

 子供の頃は良く一緒にいたようで、クロヴィスの事情にも理解があったのだろう。もしかしたらダニエルの件も知っていたのではないだろうか。


 今回の話をもらった際、フローラン王子はやけににこにこと笑顔を向けてきていた。

『年齢が年齢だから、もう後がないのだ』

 心配そうに言う割に、片目でちろりとアルベルティーヌを見遣ったあの顔。

 心配というよりも、面白がっていた節がある。


 だからこそ、この土地に来ることに不安はなかった。

 あのフローラン王子であれば、上手くいくことを見越していると思ったからだ。

 しかも、婚約という名目でやってきたが、王子からの推薦であったため、そのまますぐに結婚予定だった。話はついているのだと王子より話を賜っていたが。


(王子様、領主様が性格悪いので、破棄の方向で進めさせていただきたいのですが? なんてお手紙でも出せば、そうか、頑張れ。とか返事が戻ってきそうですね)


「アルベルティーヌ様、用意も終わったことですし、よろしければお茶でもいかがですか」

「あら、ありがとうございます。では皆さんでお茶にしましょう」

「いえ、どうぞこちらへ」


 執事のスルマンがアルベルティーヌを促した。何か話したいことでもあるのだろうか。皆を背にして、スルマンの後をついていく。

 執事のスルマンは、クロヴィスが偽物だと分かった後すぐに謝りにやってきた。柔らかい雰囲気の人で、この城で一番年長とのことだった。

 スルマンは既に暖かくなっている部屋に入ると、素早くお茶を出してくれる。


「色々と話は耳にされたと思うのですが、私の方から、クロヴィス様についてお話ししようと思いまして」

「クロヴィス様の、お話ですか……。スルマンには伝えておきますが、クロヴィス様の過去云々女性遍歴云々は、今回の話に関係ないと思ってます。今現在のクロヴィス様がどのようなことをしたのか、わたくしに対する誠意はどこにあるのか、それに限ると考えていますが。わたくしが聞く必要のあるお話しでしょうか?」


 アルベルティーヌは強い口調で言い放った。城の者たちの言い分は分かっている。クロヴィスを思って、今まで経験したクロヴィスの過去が辛いものだったと説明をくれた。しかし、クロヴィス本人がどうかしようと思わない限り、話は平行線だ。


 クロヴィス自身が考えを変えない限り、皆が何を言っても意味はない。

 それについてスルマンも大きく頷いた。結局はクロヴィスがどうしたいか決めない限り、アルベルティーヌがここに留まり続ける理由はない。


「クロヴィス様がどのような目にあったか。それに関わらず、アルベルティーヌ様に行ったことは不誠実でした。ただ、ダニエルに代理を務めさせたのは、我々の案であったことは知っていただきたいのです」


 クロヴィスの母親はフローラン王子の叔母であり、その関係もあってクロヴィスは貴族たちの中でも注目されている人だった。

 領地は雪国で住みにくい場所だが、何といっても鉱山がありお金には困らない。採掘すればするほど利益が出るので、アポリネール領を狙っている者は数多くいる。


 クロヴィスとの接点を持ちたがる貴族は後を絶たず、都にいる間は娘を持つ貴族たちに常に囲まれていた。

 大金のある領土の後継者ということもあったが、一番の問題はその美貌だ。

 幼い頃から可愛らしく美しいと評判で、子供の頃でも女の子に付き纏われ、年齢に関わらず誘いを受けたこともあった。


「十歳以上年上の方からもアプローチが絶たず、果ては男性からも……」

「それは、また……」


 子供の頃からのトラウマで人付き合いを嫌がるのには時間も掛からず、都での学びを終えて学院を去る頃には、立派な女嫌いになっていたわけである。

 それから領土に戻れば婚約の話がいくつも入った。そんな時に領主だった父親が死亡。母親はそのショックで寝込み後を追うように亡くなった。


 領主を継いだクロヴィスはまだ若く、貴族たちの婚約話を退けるのは難しかった。

 クロヴィスも後ろ盾がなければ領土を守るのは難しいと考えた末、婚約話を受けるようになったのだが、


「北部の領土を気に入らない女性は多いのです。その頃クロヴィス様はまだ十七歳で、お相手はもう少し若い方になります。そして、国境の魔獣との戦いに騎士たちはドラゴンを乗り回す。見慣れないドラゴンを恐れ、戦いが野蛮だと言う方は多く、一年の半分以上が冬で華やかさのないこの城での暮らしは、都に住む若い女性には耐えられなかったこともあり」

「それで婚約破棄になってしまうのですね」

「それだけではありません。婚約の話をしに、令嬢を連れてくる者までおりました。クロヴィス様が子供だと侮り、強制的に婚約を結ぼうとする輩までいて」


 既成事実をつくりクロヴィスを手に入れようとする者が現れたことにより、スルマンたちは訪れる令嬢たちを追い返すために、偽物を用意することにしたのだ。


「ダニエルはそんなに昔からクロヴィス様のふりをしていたんですね。それで噂がおかしなことに」

「クロヴィス様の子供の頃を知っている者と、ダニエルを見た者とで噂が分かれたことでしょう。しかしそれはとても効果的で、婚約を望む数も減りました。だからこそ、ダニエルも自ら望んで行っていました。しかし、今回はフローラン王子のご紹介だったので、事情を知っている王子であれば、そんな令嬢は送ってこないだろうという話をしていたのですが」

 クロヴィスはフローラン王子の紹介でも警戒したわけである。


「事情がどうであれ、アルベルティーヌ様を騙したのは事実。お怒りはもっともです。ですが、どうか、クロヴィス様の謝罪がありましたら、もう一度婚約を考えていただけないでしょうか」

 スルマンはそう言って、静かに頭を下げた。





 クロヴィス一行が城に戻ってきたのは、夜も更けた頃だった。

 戻りはいくぶん遅かったように思ったが、途中鹿を仕留めて持って帰ってきたらしい。ドラゴンの背にどうやって鹿を乗せたのだろう。と思いながら、アルベルティーヌは外へ迎えに出た。


「まだ解体している。城の中に戻っていろ」

 お帰りなさいませ。と言う前に、クロヴィスがアルベルティーヌに気付き、その解体作業の前に立ちはだかった。

 マントを広げたのは血を見せないようにするためだろう。既に血抜きは行っていたようだが、捌いているので雪が赤色に染まっていた。


 鹿の解体など見たことはないし、普通の令嬢であれば気でも失ってしまうかもしれない。しかし、アルベルティーヌにそんな繊細な心はなかった。むしろしっかり目に焼き付けたいと、気にせず近付く。

「雪も降っている。風邪を引くから城に入っていろ」

 クロヴィスは追い払うようにしたが、それが血を見せないためだと分かるので、アルベルティーヌは軽く首を振った。


「大丈夫です。皆様お帰りなさいませ。お怪我をされた方などはおりませんでしたか?」

「ありません。アルベルティーヌ様! ただいま戻りました!」

「鹿を捕ってきましたから、焼いて食べましょう!」

「おい、お前ら……」


「解体を見せていただいてよろしいですか? 生き物を解体する様を見たことがありませんので」

 アルベルティーヌの言葉に、クロヴィスは少しだけ驚いて見せた。やはり令嬢が解体を見たいなどと言うとは思わなかったのだろう。


「怖くないのか?」

「わたくしたちがいつもいただいているお肉がどうやって捕られるのか、わたくしは見る必要があると存じます。多くの糧のおかげでわたくしたちは生きているのですから」


 動物の解体は北部の人間だけが行うのではないのだし、血を見るのは慣れている。都にいれば一生見ることなどないだろうが、北部にいる限りは当然に目にすることだろう。


(さすがにお顔をまじまじ見るのはきついものがありますが、慣れるでしょう)

 解体はあっという間に終わり、食堂に持っていかれた。今日の夕食である。


「かんぱーい!」

 しっかり焼けた鹿肉は焼き汁がしたたり、男たちは勢いよくかぶり付く。

 大勢の食事は賑やかで、朝食でメイドたちと食べる食事よりずっと騒がしい。

 騎士がいると食べ方も豪快だ。その様をじっと見ていると、クロヴィスが、わざとらしく咳払いをした。


「人数が多くてうるさいだろう。食事はいつもの場所でとった方が良いのではないのか?」

 クロヴィスは気を遣ってくれているようだ。貴族の令嬢ならば民間の食堂のように騎士たちと並んで食事をすることなどない。


 一人でぽつねんと食べることになっても、本来ならばこの場所での食事は令嬢だと嫌がるのだろう。何せ騒がしいし、肉を頬張るがっつき具合は普段の食事で見ることのない粗暴さがある。


「皆様と食べられた方が楽しいですよ。気になさらないでください」

 アルベルティーヌはふるりと頭を振った。この雰囲気を眺めているだけで何だか楽しいのだが、クロヴィスはあまり納得していないような顔をする。


「アルベルティーヌ様が手伝ってくださったスープだ。皆味わって食えよ!」

「アルベルティーヌ様が!?」

「こっちにも早くくれ!」

「ただお芋を剥いただけですよ。ほとんど何もしておりませんよ!」

「アルベルティーヌ様が剥いてくれた芋をたくさん入れてくれ!」

「こっちも! こっちも!!」


 剥くと言っても、料理人が三つほど剥き終わる間にやっと一つ剥き終わるかくらいの早さで、手伝いもむしろ邪魔だったのではないかと思うほどだ。大したことをしていないので、アルベルティーヌは何だか恥ずかしくなってくる。


「ナイフを、持てるのか?」

 当然のごとくクロヴィスが問うてきた。良いところの令嬢は芋など剥かない。


「わたくし、興味のあることは何でも自分でやってみないと済まないところがございまして、時折厨房に参ってお邪魔をするのです。だって、どうやって作られているのか、気になりません?」


 ついでに言えば野菜作りを手伝ったこともある。土だらけになって相当怒られたが、普段口にしている人参ソテーがあんな形をしているとは知らなかった。

 ただの社会科見学である。

 それを言うと、クロヴィスは吹き出すのを我慢するように口を膨らませた。


「何でしょうか、そのお顔は」

「いや、なにも。ぷ。何でもない。スープをいただこう」

(綺麗なお顔が、雪だるまみたいに膨らみましたよ!?)


「あー、ごほん。その、雪が、止んだら……」

 クロヴィスはアルベルティーヌと視線を合わせず、よそを向いてごにょごにょ言い始める。話があるのならばこちらを向けば良いのだが、視線を合わせる勇気はないらしい。


「はい、何でしょう?」

「ドラゴンに乗ってみるか?」

「よろしいのですか!? 乗ります! 乗らせていただきます!!」


 令嬢にあるまじき、素早く手を上げて立ち上がりそうになるのを堪え、アルベルティーヌは大きく返事をした。

 クロヴィスは一瞬目を点にしたが、それを見て、緩やかに微笑んだ。

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[気になる点] >令嬢にあるまじき手を上げて この文だと、「あるまじき」が「手」を修飾しているように見えます。 令嬢らしくない手をしている(荒れているとか汚れているとか)、という描写なら適切ですが。…
[一言] 普通にダニエルと結婚すれば? たとえ既婚でも結婚相手として押し出してきたんだから。 有り難く頂けばよいのでは。 何ならその結果の娘とでも娶せればいいさ。
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