夜中のトイレはおっさんになっても少し怖い
m(_ _)m
なろうにお世話になって素晴らしい作家さん達に心から楽しませて貰いました。
だからかな、文才は無いけどチャレンジしてみました。
つまらないと思う人もいるでしょう
くだらないと思う人もいるでしょう
しかし!
それでもこんなおっさんを題材にした小説を読んでくださる全ての人に感謝します!
一瞬でも楽しいと思える時間を過ごす事が出来たなら嬉しく思います(*´ω`*)
5月1日から毎日1ページずつ投稿します。
とりあえず、、文才は無いんすわ!
素人なんで勘弁して下さい
よろしくお願いします。
ちなみに、このオリジナルを修正した物を
【カクヨム】サイトにて載せてます。
こっちもら修正しろよ!って話なんですが
何か大変なんで、、本筋は変わってないんで
勘弁して下さい
完結させたら少しずつ修正したいと思います
何年後の話やねん!!笑
「えっ、、?ん、、?」
突然の事に頭が中が
真っ白になった、、、
その日はクソ暑い7月下旬だった、
何日かは忘れた
夜中に尿意で起きてトイレに入り、今日は日曜日だしまだまだ寝れるなぁと、ボォーとした頭で考えながらトイレから出た一歩目で
そこには見慣れた自宅の白い壁は無く、、、
目の前には
巨大な扉がありました。
意味が分からないよね?
俺も分からん、、、、
何秒?何分?ポケェーと
扉を眺めていただろう?
ハッと我に返り、
右手に掴んでたドアノブを見ると
掴んでたはずのドアノブもドア
自体も消えていた、、
慌てて後ろを振り返るとそこには、、、
【ジャングル】
があった。
そして冒頭の台詞となる。
(なんだこれは、、え?なに?夢?)
明晰夢、夢の中で夢と自覚する事。
(明晰夢なら感覚が鈍いから、匂い、痛み、
がハッキリとするわけ、、、、
うん、ハッキリ感じますね)
露出してる肌に当たる風
空間を満たす緑の匂い
足裏から感じる雑草の感触が現実の物だと
訴えている。
(風を感じる、、生暖かい、、)
しかし、それだけで理性的に
現象を把握出来る程
優秀な人間では無い
なんだこれ?なんだこれ!?
意味が分からん!どうなってる!?
混乱したまま再度正面に向き直ると静かにそびえ立つ 【巨大な扉】
俺が立ってる位置から十数メートルは離れてるにもかかわらず見上げなければならない程の大きさ
そして
その周辺は黒っぽい岩壁
所々苔や雑草などがあるが、
ボルタリング上級者でも登るの無理じゃね?
ってくらい急な絶壁である
心臓が嫌になるくらい動機してる
はぁはぁはぁ、、、
なんだ!?なんなんだ!?
運動後でも無いのに呼吸が浅く、
手足から汗がにじみ出てる
突然襲いかかる【不安】と【恐怖】
周辺を腰が引けた状態でキョロキョロ見回しても何処にも部屋に戻るキッカケになりそうなものは無い
正面には巨大な扉、そこから俺がいる場所まで芝の様な雑草が絨毯の様に生えてる
威圧感のある扉へは行きたくない
かと言ってどんな生物が
潜んでるか分からない、、
ジャングルも怖い
だってそうだろう?
もしかして夢じゃないかも知らない状況で、
俺は今
ボクサーパンツにヨレヨレTシャツ
おまけに裸足。
ジャングルに突入数分で
行動不能になりそうだわ
ははっ、、は、は、、はぁ、、
これはいったい!なんなんだよーー!!
この時
オッサンにとっては最悪で
この世界にとっては最高の瞬間であった。
しばらくその場を動かず
キョロキョロしていたが、
流石に何十分も挙動不審な行動してれば
その行為自体に疲れてくるわな、、って誰に言い訳してんだか、、
40歳超えてるし、メタボだし、
いや、メタボ関係ないか
「すぅ、、、、はぁぁぁ、、、、、」
気持ちを落ち着かせる様に深い深呼吸した後、少し冷静になった頭で考えてみる
(夢じゃないのは流石にもう分かってるしかと言ってこんなしょうもない素人にこんだけ大規模なドッキリするテレビ局も居ないだろ
って言うか、トイレのドアから別の場所に出るとか
こんなのいきなり【どこでも○ア】だろ!
まぁ、いきなり小学生の女児の風呂に出るのも嫌だけどな
そんな事でニュースに出たくないわ!
はぁ、、そんな事考えてる場合じゃねぇのに、、結局なんも心当たり無いし、何も思い付かなかいし)
上を見上げれば俺の心の様に深い曇り空
体感的にこの服装でも
寒くないから25度位か?
あぁ、、雨降りそう
どうにか行動起こさねばならないわなぁ
メチャクチャ嫌だけど、
ジャングルに突っ込む前に
取り敢えず扉周辺調べてみるぁ、、
と思いつつも、この貧弱な格好のままでは近寄りたくないので少しジャングルの入り口付近に手頃な枝でも落ちて無いかなぁとジャングルに恐る恐る近づくと
「あれ?進めない?」
どうなってるのか不明だが、ジャングルに入る寸前で進めななくなってしまった。
説明が難しいが、
何かあるわけではないのだが、
何故か進めない、、
意味不明過ぎて顔が引きつる、、
よく分からない事は、
とりあえず考えない様にして
ならばと、進めら場所を探しながら
扉にカニ歩きで、
左回り、岩壁まできてしまったので
今度はそこから右回りしたのだかが
結局反対の岩壁まで来てしまった。
はい。
詰んだ。
ジャングル突撃作戦終了。
後回しににする予定だったけど、
どうやらジャングルの中には行けないらしい
小枝もゲットならず
意味の分からない現状にまたもや動機が
激しくなりそうな不安の中
観念しつつも、意味があるか分からないが、
ファイティングポーズを取りつつ忍び足で
扉の正面に向かう
近づくにつれ扉の全容が
よく分からなくなったが
丁度真ん中を境に線が入っており
おそらく観音扉の様に
開くのではないかと思われる
いや、左右にスライドして
分かれるのもあるか?
そんなどうでもいい事を考えながら
扉の正面まで来てしまった。
そこには、
扉の正面手前にはコンビニの外にある灰皿位の石っぽい何かで出来た
円柱状の突起部が控えめな感じで
地面から生えてた。
「上ばっか見てたから、近づくまで
気が付かなかったけど、これで扉開けるか?」
他にそれっぽいの無いし多分そうだろ
多少汚れや、苔などがついてはいたが、全体的につるりと滑らかで、近代的な匠の技を連想させる様な造りではあるが、
コレといってボタンや
引っ掛ける場所などは見当たらない。
「うーむ、、、」
キリっとした表情で腕を組む下着姿の中年男
「悩んでも仕方ないな、、、取り敢えず押し込んでみるか、、、ボタン的な感じで」
そう呟くと、
腰の高さ程のそれを
心臓マッサージの様に手を組むと、
石の断面に手を添えた
その直後、
石全体が突然発光しだした。
「へ??ひゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
情けない悲鳴が出た。
沈黙を保った空間に、
おっさんの情けない悲鳴と強く光る石
慌てて手を離そうとするも、手の平が石にぴったりとくっ付いて離れない
「なっ!なんでっ!クソッ!
ふんぬぅぅー!!」
必死で足掻くも、一向に離れる気配もなく
しかし、
数十秒後には石の発光は次第に弱くなり、
先程までの事が嘘の様にまた元の状態に戻ると、ビクともしなかったのが嘘の様にアッサリ石から手が外れ
「うおっ!あぁぁぁ!!」
それまで力んでた反動でそのまま背中から地面に強打してしまった。
「うぐっ、、いっ、、、つぅ、、、」
少しの間、痛みに耐えてると、徐々に痛みが薄れていき、ノロノロ起き上がりながら
「なんだったんだ一体、、、びびらせ、」
《未確認、、因子、、、適合、、者、、》
「なっ!?何か喋ったん!?」
《台座に、、、のせて、、、下さい》
「ええ?何をのせるって?」
慌てて立ち上がると先程の痛みを忘れた様に
石に近づき問いかけるおっさん。
《台座に、、、のせて、、、下さい》
耳をすませるも、大事な言葉が聞き取れないが、どうやら声は石から聞こえて来る。
「さっき光ったからまたこいつに
手を乗せれば良いのか?」
《台座に、、、のせて、、、下さい》
「なんか怖いんだけど、、、」
今度は取れなくてなるだけでは済まないじゃねぇのか?吸い込まれたりして、、、
《台座に、、、のせて、、、下さい》
「あぁ、、、怖いなぁ、、、
やだなぁ、、、」
先程の現象の事もあり、迂闊に触れるのも躊躇いがあるが、、、このまま何もしないでいても現状を打破する術も無く
石の周りをウロウロしつつ悩んでいたが、数分後の時を過ごしたのち覚悟を決めた。
「ウダウダやっててもしょうがねぇ!
やるぞ!」
不安を払拭するかの様に気合いを入れつつ、それでもまだ腰は若干引けてるのは致し方ない!怖いからね!
「はい!ドーン!!」
勢い良い効果音で誤魔化しつつ、そっと石に今度は右手だけ添えてた直後に今度は石だけではなくおっさんと石を包み込む様に地面にが発光しだした!
「うお!何?何!
やっぱり吸い付いて取れない⁈
ってか!ちょまっ!
浮いてる!浮いてる!!」
《再構築、、、、転生しますか?》
体が浮いてワタワタしてる
最中にそんな言葉と共に
目の前に半透明な突如現れた、
そこには、、、
【承認】
の二文字だけ映し出されてた。
「ええ!?っちょなに?
いきなり出できたし!
全然聞いてなかった!何なの!
何の承認なんだよ!」
《音声による承認を確認》
「いや!言ってねぇよ!言ったけど!
そうじゃねぇだろ!
なんでいきなりスムーズに
返答してんだよ!」
問答無用とでも言うように石とおっさんを包む光は強くなり、目を開けられないほどとなった
「眩しい!何だよ!うぐぅ、、
何がなんだかぁ、、、あぁ、、
くっ、、くそっ、、
なんで急に眠気が、、、うぁ、、
くぅ、、zzz」
そんなセリフを最後に全身の力が抜け、
深い眠りに
引き込まれて行った
そんなおっさんを包み込む様に光はやがて球体となり、表面には幾重にも重なる文字の様な紋様が映し出されていた。
時間にして1時間程発光していた現象は
徐々に収まり
石の側で倒れてる男性が1人
しばらくして
徐々に脳が覚醒し、
目を覚ます
おっさん
「んっ、、んあ?、、、なんだ?ここは?
ああ、、、ん?、、」
意識がはっきりし始めると上半身を勢いよく持ち上げる、混乱中ではあるが普段そんな芸当出来はしない主にお腹の贅肉のせいで
「って!ええ!いつの間に寝てたんだ?ってか、起きても変わらずの風景、、、
夢じゃなかったか、、、」
落胆しつつ、何気に自分の足を眺めてると
「ん?んん?あれ?なんかこう、、え?」
見慣れてたはずの日に焼けてない白い足、そこそこ毛深いはずの白い足はそこにはなく
健康的に少し褐色気味の産毛も無いつるりとした筋肉質な足がボクサーパンツから伸びていた。
慌てて飛び起き身体を見渡した。
「なっ!右腕も左腕もムキムキになってる!ってか手の甲に刺青入ってるし!何だこれ!でもチョットカッコイイィ、、、はっ!
って事は!」
そのまま立ち上がり、ヨレヨレTシャツを脱ぎ捨てると長年の悩みであった腹部のブヨブヨお腹ではなく、
何年も過酷なトレーニングをしたかの様な
屈強な腹筋がそこにはあった。
「スゲェェ、、、腹筋も凄いけど、
胸筋ってこんな感じなんだ、、、」
様々な角度から己の肉体を眺め、うる覚えなボディビルダーの真似事しながら、驚きつつも満更でもないように劇的に変化した肉体に酔いしれていた。
「コレは凄くモテそうな体だな」
ふむ、と頷きながら癖である顎に手を添えて、いつものジョリジョリを確かめていると
「あれ?めっちゃつるつるしてる?」
今度は顎だけではなく、頬や鼻、眉、髪の毛頭などをペタペタ確かめていく
「お?おお?なんか違う!!髪の毛多い!」
遺伝のせいか最近は細く量も減ってきた様に感じてた髪は生命力を爆発させた様な剛毛に生まれ変わっていた。
「フサフサだぁ、、え?、、黒くない、、金?
いや赤っぽい?茶髪?か、鏡!鏡は、、
無いわなぁ、、あ、この石の反射を、、、
って薄っすら映るけど
ボヤけ過ぎてよく分からねぇ、、」
《おめでとうございます》
突然頭の中から声が聞こえてきた。
「いっ、、いきなり話かけんなよって!
えぇ!?頭から響いて来るんだけど
何処にいるんだ!?ってそんな事より!
おい!お前コレなんだ!
どうなってるだ!ここどこだ!
お前はなんだ!これは夢なのか?
ドッキリなのか?」
《貴方の現状をステータス表示しますか?》
そんな言葉とともに飛び出す
半透明なウィンドウ
【承認】
「いや!話聞けよ!って
今度も承認しかねぇし!」
《肉声による承認を確認、
ステータス表示します》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ➡︎
[名前]なし RANK0
[種族]ヒューマン
[職業]なし
HP 12 → 512
MP 0 → 100
SP 0 → 50
攻撃力 1 → 20
防御力 1 → 15
素早さ 0.7 → 32
スタミナ 0.5 → 41
回避力 0.7 → 30
器用 0.9 → 50
運 1 → 11
スキルーーー → アイテムボックス
魔法 ーーー → 限定転移(未解放)
加護 ーーー → ???
ユニークーー → DM
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そこにはゲームでよく見る
キャラのパラメーターと
ボクサーパンツだけを履いた
半裸のマッチョな
イケメンが映し出されていた。
「なんだこれ?ステータス?ゲームじゃあるまいし、、
言いたい事は山ほどあるんだが、、、
とりあえず、このキャラは今の俺か?」
《肯定します》
「マジかよ、、、別人じゃねぇか!」
《肯定します》
「欧米風のイケメンマッチョは確かに
憧れだったけども!
これが現実なら元の日常に戻れても
生活出来ねぇじゃねぇか!」
《肯定します》
「いや!そこは否定しろよ!って!
あ!そうか!元に戻せるんだよな!」
《否定します》
「だろうね!何となくそんな気がしてたわ!
コンチクショーが!」
《畜生ではありません、
ナビシステムのAIです》
「ナビシステム?AI?
いや!わかんねぇよ!なんなんだよ!
この状況は!?」
《あなたの名前が未設定です、
名前を決めて下さい》
「スルーかよ、、名前?
海風 直人だよ」
《設定しました。
私の名前も設定して下さい》
「おっ?今更だけど見たこと無い文字なのに
不思議と読めるわ」
《私の名前も設定して下さい》
「それより、これからどうす、、」
《私の名前を設定して下さい》
「いや、あの、、」
《私の名前を設定して下さい》
「わ、わかった!分かったから!」
《・・・・・》
「あぁ、じゃぁ、、ポチで」
《・・・・・》
「なんで反応無いんだよ?不満か?」
《肯定します》
「うーん、、、何で頭から声が響いて来てるか分からんが、さっきまでその石から聞こえてきたからなぁ、それに、機械的だけど女の子っぽい声だし、、、その石よく見ると光の加減で青っぽく光ってるよなぁ、、サファイア?トパーズ?よく分からないけどラピスラズリも青だっけか?んじゃ、ラピスラズリの後ろ二文字でリズってのはどうだ?」
リズ《リズを私の名前に設定しました!
ありがとうございます!マスター!》
直人「おっ、、おう、、なんか急に
元気良くなったな、、
ってかなんでマスター?」
リズ《名付けをして頂いた時に
【リズ】という名の
人格が形成されたので名付けたなが
マスターなのでマスターなのです》
直人「ああ、なるほど!
ってほぼ強制だったじゃねぇか!」
リズ《肯定しますが、
現状マスターは自力での
状況判断及び改善が
出来るのでしょうか?》
直人「そりゃぁ、
今も絶賛混乱中だから、何が
なんだかサッパリなのは確かだが、、
なら、、えぇ、と、リズ?が
今の状況の説明と改善出来るのか?」
リズ《肯定します、
現在マスターは非常に
危機的状況にあると言えます》
直人「えっ?マジで?」
最後まで読んで下さりありがとうございます。
見切り発進で設定も何にも決まってない状態で書き始めてしまいました。
ノロノロですがとりあえず完結まで行きたいと思います。行ければ良いなぁ( ゜д゜)