【感謝企画】なろう大学看護学部看護学科

作者：菜須よつ葉

なろう大学看護学部看護学科の３年生は、応用臨地実習を間近に控えたとある１日を綴ってみました。

『もうすぐさぁ、応用臨地だな。俺らの班はどの班よりも居残り個人特訓や勉強会もしてきたから自信持って頑張っていこうな』

我らが班長のHiro君が班員を引っ張ってくれる頼りになるリーダーです。

『今までの集大成、魅せどころだね』

まだまだ余裕な、よう子ちゃん

そんなHiro班の班員を紹介しましょう。

班長の　Hiro君

影の班長と言われている恋愛小説と詩が大好きな　よう子ちゃん

看護記録を書くより江戸時代の将棋の話を書くのが好きな　ちょろり君

班員を優しく見守るお姉さん的存在の　更紗さん

みんなの様子をしっかり見守っている　悠元君

よつ葉をいつも抱き締めて甘やかしてくれる　舞花さん

課題レポートにまでエビのイラストを書いてしまうほどのイラストが上手な　アモロ君

甘えん坊な　よつ葉

個性豊かなHiro班

そんなHiro班にいつもちょっかいを仕掛けてくる？　なななん班

このなななん班は、嬉しい事があると直ぐに転がり出すのが特徴です。

班長の、なななんさん

看護学科全体を把握している程のしっかり者　ミント君

看護記録やレポートを仕上げるのが凄く速い　海水さん

海水君に負けず劣らず課題提出が速い　遥さん

みんなを優しく包み込む　銘尾さん

課題レポートよりも歴史のお話を書くのが得意な　潤さん

活動報告でミニ企画をこっそり開催　檸檬さん

演習実習よりも最近始めた将棋に夢中の　木星さん

講義室に鷹樹教授が入ってきて、講義が始まりました。

今日の講義は「解剖生理学」だったけど鷹樹教授が

『実習棟に移動して実習服に着替えて「実習室Ａ-３」に集合して下さい』

Ａ-３かぁ… 　と思っていると班長が

『ほら、移動するよ』

Hiro君が、班メンバーに声をかける。

『よつ葉、行くよ』

よう子ちゃんが声をかけてくれる。

『うん』

実習棟に移動して更衣室へ行き着替え始める。

よう子ちゃん、更紗ちゃん、舞花ちゃんと着替え始める。

隣で、なななんちゃん、木星ちゃん、銘尾ちゃん達が着替え始めるけど、何やら賑やかです。

『座って勉強より実習の方が良いよね』

きゃあーーーーーゴロゴロゴロゴロ

なななんちゃんが嬉しさで、更衣室の中を転がり回っている。

『なななん、着替えてからにして遅れるよ！』

木星ちゃんに注意されておとなしく着替え始める、なななんちゃん。

『よつ葉、ほら着替えたら行くよ』

更紗ちゃんに声をかけられ舞花ちゃん、よう子ちゃんと実習室Ａ-３室に向かう。Hiro君達は既に着替えて実習室にいた。

鷹樹教授が入ってきて学生に声をかける。

『看護の基本を確実にできるように総復習するよ。始めに血圧測定をしてみて』

の声に班長がメンバーに声をかける

それぞれ二人組になって血圧を測定し合う。

『おいおい、痛いって加圧しすぎ』

アモロ君が患者役をしています。

『わりぃわりぃ』

Hiro君が、ちょっと意地悪をしたらしい。

聴診器を外しながら声をかける。

『うん、良いよ』

よう子ちゃんが看護師役をしている

『悠元君の聞き取りやすかったよ』

『サンキュー』

お隣で、なななん班も血圧測定を始めた。

『なななんに、測定して欲しい人、手あげて～～～～』

メロディをつけながら、楽しそうにしているなななんちゃん。

しかし、班員みんなして、目を合わせないようにしている。

『じゃんけんしようぜ』

『えぇ～～、じゃんけん弱いもん』

『海水君で、良いじゃん』

『何で俺なの？』

『いや、何となく』

『じゃんけんしちゃお』

『班長に捕まるよ、早くしようよ』

コソコソ話している、ミント君、木星ちゃん、潤さん、海水君、銘尾ちゃん、檸檬さん、遥ちゃん。

何故か、なななん班長以外で盛り上がる、なななん班。　楽しそうです。

血圧測定・導尿・点滴・乳房しこり触診、実習室にはありとあらゆる模型が準備されていた。

男子学生は乳房しこり触診模型が、気になっている様子。

左右どちらかの乳房にしこりが入っている触診練習の模型さくらさん。

Hiro班、血圧測定練習を、ササッと終わらせ次に空いている模型を選んで班単位で選ぶ。

『触診練習したい』

『おっぱい触る』

『実習服着てる時に言うな』

『着てない時に言ったら犯罪じゃん』

『早く終わらせて全部やろ』

『お触りお触り』

班長のHiro君に睨まれおとなしくなった、

更紗ちゃん、アモロ君、よう子ちゃん、悠元君、舞花ちゃん、ちょろり君。

賑やかに行われている演習実習の真っ只中に、中村看護学部部長先生が、卒業生で現役ナースの特別実習講義をしてくださるとのことで、雨音先輩とＬＡ軍先輩を連れてきて下さった。

雨音先輩とＬＡ軍先輩が実習室を見回りしながら指導します。

何故か、なななん班とHiro班には近寄らない先輩たち。

きっと本能で近寄らない事を感じ取っているのかもしれない。

さすが現役看護師！！

そんな風景を廊下から、中村看護学部部長先生が微笑ましく見つめていた。

先輩から後輩への心温まる指導風景を笑顔で見守る中村看護学部部長先生。

応用臨地実習前のほのぼのした、なろう大学看護学部看護学科３年生の１日でした。

事後報告で申し訳ありません。

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