与一と半蔵。
あらすじ:
世界はモブで出来ている。
予言してみたw
少年達とは何者であろうか?
~糸賀<いとが> 半蔵<はんぞう>(15)~
motto:石橋を叩いて、壊す
~風土<ふうど> 与一<よいち>(15)~
motto:なんくるないさぁ~
2名は学校に通い、他愛もない"常識"を学ん
でいる者たちであり他の"常識"を学ぶ生徒と
何も変わらないといってもよい者であった。
唯、常識についての捉え方が少し異なるだけ
半蔵にとって"常識"とは非常識であり。
与一にとって"常識"とは意味不明であった。
周りから見れば、どちらも同じ"非常識"
"変わり者"として多少、危険視されている。
長老はこの2名を見守り続けていた。
長老の間より15年間。
変革の時が訪れ、この2名がどのような選択
を行うのかは長老にも分からなかった。
長老に分かるのは、全てだけ。数ある可能性の全てが分かり未来は確定してはいない。
この2名の可能性の幅はあまりにも広い。
要するに、何をしでかすか分からない。
長老は2名の未来が分からない。
見えないのと同義な未来を知ろうとはしなかったからである。
よって、実際を見るという判断をした。
長老にも救世主とは誰なのか具体的には
分からなかった。予言ではなく直感したのが
この2名が救世主になり得るということであった。
但し、世界では廃れた文化"余興"を見るかの
ように2名を見ていたのも事実。
「ハンゾー、あいも変わらずムスっとしてんね」
「あぁ、お前に出会ったからな」
「へぇ、そっか。」
「お前こそ、相変わらず適当だろ。相手していると疲れる。」
「はは。それはハンゾーが他に相手している人がいれば説得力あるんだけどね。」
「コミュニケーションはとりたい時できればいいんだよ。俺は今したくない。」
「そんな事よりも、予言の話聞いた?」
「まぁ、一応な。あんな曖昧なもの信じられないが興味はあるな。」
「ちなみに、どんな内容だったの?」
(知らなかったのかよ)
_____________
|世界の秩序より救世主が現る|
|忌まわしき"能"は滅びさる。 |
|運命を決める救世主の名は…|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「世界の救世主が出てきて能がなくなるという感じの意味だよね。みんな喜んでいるみたいだったけど。」
「多分、そうだろうな。だが、俺は能には消えて欲しくないな。今の世界の形は何だか気持ち悪いが能は気持ち悪い世界の救いの要素だと考えているからな。」
「ハンゾー、まだ能を得ようとしてるの?」
「能って、何で存在するのか謎だろ?原理も原則も分からない。ましてや本当に存在するのか気になるところでもある。魔法的現象も願望的意思と確固たる決意,不動の確信という要素から発生する法則に世界が呼応して発動すると理論を教えられたが、理論は理論。俺の中では証明されてない。この世界は意味不明なんだよ。」
「意味不明wハンゾーって馬鹿なんだね」
「お前に言われたくないな…
ところで、このお爺さんはお前の知り合いか?」
!!!!? "能"を得てから、はじめて驚く長老。
[お主、ワシが見えるのか?]
「あ?何言ってんの?」
「ハンゾーこそ、何言ってんの?頭逝ってんの?」
「は?もしかしてお前には見えないのか?」
「見えないって何さ。幽霊か、裸の王様の話?」
「そうか、何でもない。お前は気にしなくていいぞ。」
「気にしなくていいのかぁハンゾーが可笑しいのは元からだもんね」
(ウザいけど、黙っとこ)
[声は流石に聞こえんかの。]
「は?何言ってんの?聞こえてるよ。」
「ハンゾー意味不明、頭逝ってんの?」
「ごめん、3時間黙ってて、与一!」
「んんん」{いいよ}
(口閉じれば、黙った事になる訳じゃないんだけどな。コイツ素直すぎんだろ)
「不審な爺さん、話を聞かせてもらおうか」
ネーミングセンスのなさが光る




