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うちの妻は一騎当千  作者: 樂
4/25

4話:この世界

第一話タイトル変更しました、内容に変わりはありません。

また各話に話数を付けました。

 俺と野郎どもの間に現れた美人は俺にひざまずき、

「さぁ予見者よ、敵国アードライアを打つため、我らレーヴェタリアンに力を授けてほしい」

 と言い放った。すると後ろの野郎どもも同じようにひざまずいた。


「えっと、とりあえずここどこ?」


 

「私の名はナタリア・ヘルガ・シュバイツァー。レーヴェタリアン王国騎士団団長を務めている」

 テントの中の簡易椅子の上で、ナタリアさんはそう言い放った。


 野郎どもの目の前で縮こまっていた俺を、ナタリアさんは手を引いて馬に乗せた。しばらくすると歴史の教科書に出てくる中世の戦争の時の陣地のような場所につき、そこの一番大きなテントに連れてこられた。

 

「そなたの名を教えてくれないだろうか」

「えっと、俺は立花隼人。児島ロボット株式会社の元社員で、今は病院暮らしをしている」

「タチバナハヤト、だな。早速だが予見者よ、どうすればこの戦勝てるだろうか」

「ちょ、ちょっと待って!まずこの状況について説明してくれない?」

「分かった、時間がないから簡潔に話すぞ」


 ナタリアさんいわく、

 1、ここはレーヴェリタン王国とアードライア王国の国境にある渓谷で、今は戦争中である。

 2、ナタリアさん達レーヴェタリアン王国騎士団は王国軍から選ばれた精鋭軍で、明日来る王国軍の進軍を速やかに行うためにここに陣を敷き、アードライア王国軍による防衛網に穴をあけるために派遣された。

 3、予見者とはレーヴェタリアンの伝承にある人物でそのものは見たことのない着物を身にまとい、レーヴェタリアンに助けが必要なときに森から現れ、戦に勝つ方法を授けるといわれている。

 

 えっと、とりあえずこれって異世界に来てるってこと?

 だってレーヴェタリアンとかアードライアとか聞いたことないし。

 つかナタリアさんどう見ても日本人じゃないんだよなぁ。金髪碧眼の美人で日本人離れしたプロポーション、ロリコンの俺じゃなきゃ一発で惚れているところだったぜ。


 つか異世界かー、うん。

 ここって死後の世界なのかね。どう考えても俺がここに来る原因って死亡以外に思いつかんし。

 そうなると今後どうやって生活していくかだなー。とりあえず俺の病気は治っているみたいだし、というか若返っているような気もする。身体が軽いもん、デスクワークばかりだった俺の身体は27歳にしてすでに40代波のやつれ方だったからな。


 俺がうんうんうなっていると、どうかしたのかとナタリアさんが声をかけてきた。

 あらやだ小首を傾げちゃって可愛い。10年前は美少女だったんだろうね。


「とりあえずこの戦に勝つには予見者の力が必要なのだ。1000年もの長きに続くこの戦争は、予見者が味方に付いた方が勝ちなのだという」


 そう言いナタリアさんは立ち上がった。そして俺をまた馬の上に乗せ、また同じ道を走って行った。


「つまりだ、予見者がいれば絶対にその方が勝つのであろう?ならば私が単身乗り込んでも勝てるのであろう?」


 ……………ちょっと待ておいナタリアさんあなた俺を連れて敵陣に乗り込むおつもり!?

 さすがに無理だろ待ってマジ止まって俺流れ弾で死んだりするんじゃねえのこれ!?


 俺の心の叫びはナタリアさんには届かず、むなしくも俺は彼女の腰につかまり落ちないようにしているしかなかった。

 俺また死ぬんじゃね?


 あ、ナタリアさんの身体は柔らかかったです、危うくロリコンじゃなくなるところだったぜ。

時系列的には

2話→3話→4話→1話

です。


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