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うちの妻は一騎当千  作者: 樂
22/25

20話:毎日がエブリデイ

 国王に謁見してから数日間、俺は城の中でのんびりと過ごした。

 本当は予見者についてとか元いた世界とこの世界の関係とか調べたいことは山ほどあったし、ナタリーとの結婚を正式に認めてもらうために精力的に動きたかったのだが、それに立ちはだかる問題が山ほどあった。


 まずは言語である。なんでか普通に会話はできるのだが、文字が読めないのだ。これでは調べ物ができない。会話に関しては異世界物の小説あるある的な不思議な力で会話ができるとかそんな感じなのだろうか。


 次に城の住人との関係である。異世界人は過去にこの国にもいたらしく、城下町にもアルファベットが書かれた看板があった。しかし異世界人と直接会ったことのある人が少ない。曾祖父が異世界人と交流があったとか商売仲間が異世界人と売買をしたとかのレベルで、そもそも現在この国で確認されてる異世界人は俺だけだ。その前だと約100年前に一人肌の色が黒い長身の女性がいた(アルファベットの看板を作った人らしいからアメリカ人か?)のが最後らしく、この国ができてからも5人しか確認されていないらしい。

 そのためか、俺はすごく城内で目立つ。髪が黒いのが異世界人だけなので見ただけで異世界人とわかる俺に使用人たちはおずおずといった態度で接していた。文化が違うということは知っているのかタブーに触れないかどうかをすごく気にしているようだ(ちなみに今のところ日本人的にやばいことはされていない)。


 なので、ここ数日間はこの世界になれるためにのんびりと過ごした。昼は城下町で散歩したり国王とボードゲームに興じたり、夜はナタリア先生と楽しいレーヴェタリアン語講座だ。本を読むときはメガネをかけるナタリーまじクールビューティー。

 ちなみにナタリーとはいまだに手をつないだこともない。ナタリーも俺も奥手だからな、そもそも結婚はしていない関係だから肉体関係なぞもってのほかなのだが。


 ともかくそんな感じで日々を過ごしていた。同じような日がずっと続いていたのでまさに毎日がエブリデイ状態だった。

17話、19話に誤植があったので訂正しました。

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