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うちの妻は一騎当千  作者: 樂
10/25

10話:ロリコン再び

 アレクサンドリア王女率いる王国軍がここ騎士団駐屯地に入ったそうだ。

 が、


「なぁナタリー。いやナタリア騎士団長様」

「どうしたハヤト。そうかしこまった言い方をせずとも、私は旦那の首をはねたりせぬぞ。遠慮せずマイハニーと呼ぶがいい」

「いやマイハニーと呼ぶのはやぶさかではないのですが……。


 なんで王国軍が馬車1台と護衛が数人なんですかねぇ」


 そう、やってきた王国軍はなんとアレクサンドリア王女が乗っている馬車とその護衛数名だけだったのだ!


「そうか、私もハヤトのことをダーリンと呼ぶことにしよう。やはり新婚とはこうでなくてはな」

「やめて恥ずかしいから人がいるときに呼ぶのはやめて。というか俺の話聞いてる!?」



 

「私はレーヴェタリアン王国王女アレクサンドリアである。顔を上げるがよい」

 アレクサンドリア王女が駐屯地入りし、俺は予見者として顔を見せることになった。

「アレクサンドリア姉さま、ご機嫌麗しく」

「おぉナタリアよ、元気そうで何よりじゃ。此度の働き、実に素晴らしい」

「これもすべて、隣の予見者殿の力あってこそです」

「そなたが予見者か。すべてを見定め、最善の道へと導くといわれる戦局の担い手。まさか伝説通り我がレーヴェタリアンのもとに現れるとは」


 おっきな椅子の上にちいちゃな幼女が座ってるぅぅう!!!


(幼女可愛い幼女くんかくんかペロペロ)

「予見者、ハヤトと申したかの?その方に褒美を取らせる。望みを言うがよい」

「幼女を嫁にしたいです!」

 やっべ欲望が出てしまった。

「な、何を言うかハヤトよ!そなたの嫁はこのナタリアぞ!」

「ふむ、面白いことを言うな予見者よ。わらわは幼子に見られる自覚があるが、そなたが良ければ婿として迎えんでもないぞ」

「姉様!ハヤトは私の夫です!誘惑するのはやめていただきたい!ほらハヤトも早く断るのだ」

「ようじょ……」

「ほれほれわらわの足で踏まれたいか?ん?」

「踏まれたいです!」

「ハヤトー!」


 その後発作のようにようじょとつぶやく俺を無視しナタリーとアレクサンドリア王女は今後の話し合いを続けた。




 その日の夜、泊まっているテントにて。

「ハ、ハヤトよ。お前は幼い女子が好きなのか!?」

「すまないナタリア、これは病気みたいなのものなんだ…」

「病気ならきっと治るはずだ!きっと私が治してみせるぞ!」

 そう言いながらナタリーは俺のベッドに上がってきた。

「私は姉様に比べて大人っぽい自信はあるからな!きっと私と夜を共にすることで大人時の女性の良さがわかって改善されるかもしれん!」

 座っている俺をベッドに押し倒すナタリー。え、これって初夜ってやつですか!?

 そんな、まだ心の準備が!


「ほら、ぎゅー」


 するとナタリーは俺に覆いかぶさる形で抱き着いてきた。

 大人の女性として出るとこは出て、控えめなところは控えめなナタリーに抱き着かれると、そこはまさに天国だった。


「ほら、心地よかろう?」

 気持ちいいです。

「これから毎晩こうして寝ような」

「はい」


 すでにロリコンじゃなくなりそうだけど、真に俺がロリコンじゃなくなるのは、もうちょっとだけ先のお話。

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