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半端でハンパないおっさんの吸血鬼生 ~最強を目指す吸血鬼の第三勢力~  作者: 壱弐参
第二部

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 しーえむ

2020/11/29 本日一話目の投稿です。ご注意ください。


今回は小説というより戯曲形式のSS(ショートストーリー)です。

会話もわかりやすくするため、いつもとは違い行間を改行しています。予めご了承ください。

リ「CM(しーえむ)……とは何だ?」


ミ「宣伝みたいなものだよ。テトラ・ビジョンに録画再生機能を付けたから、それを使ってミナジリ共和国の宣伝をしようかなと思って」


ナ「録画って凄いんだよ! さっき撮ってもらったんだけど、私の行動が記憶されて、いつでも観られるようになるんだよ!」


ジ「ほぉ。だが何を宣伝するんだ?」


ミ「のどかな風景とか、観光地とか撮るのが普通なんだけど、世界中がのどかなので、それを撮っても意味ないし、観光地なんてもん現在のミナジリ共和国にはありません。なので、ミナジリ共和国限定の商品だったり、食べ物だったりを各国や町のミケラルド商店で流したいなーと」


リ「それをするとどうなるのだ?」


ナ「ミケラルド商店の名前が世界中に知れ渡ったり、知る事によってミナジリ共和国に興味を持ってもらって、『行ってみたいなー』って思わせるんだよ」


リ「確かに、人が来ればミナジリ共和国に金が落ちるな。凄いな、ナタリー」


ナ「ぜーんぶミックの受け売りだけどね」


ジ「宣伝の宣伝はちゃんと出来たようだな」


ミ「でしょう?」


ジ「つまり、ミナジリ共和国の見どころを宣伝すればいいという事か」


ミ「その通りです! さっすが師匠!」


ジ「ふっ、ならば私の料理はどうだ?」


ミ「ジェイルさん考案の料理ですか。いいですね」


ジ「ところで」


ミ「はい?」


ジ「わ、私も映るのか?」


ミ「魔族押しの宣伝はしばらく先にしたいかなーと」


リ「ほぉ、では私の出番か」


ミ「うぇ!? リィたん、水龍になるのっ!?」


リ「注目を集めるなら元の姿だろう」


ナ「うーん……そうすると多分――」


リ「――な、何だ? 何か問題があるのかっ?」


ナ「ビックリしちゃう人もいるかなー、なんて」


リ「そ、そうなのかミックっ!?」


ミ「ナタリーに一票」


リ「くっ!? ではどうしろというのかっ?」


ミ「最初はハーフエルフから行こうかと」


リ「ナタリーを?」


ナ「ふふん、ちゃんとお父さんとお母さんに許可もらったもーん♪」


ミ「結構な契約金でした」


ナ「お小遣いあっぷ!」


ジ「ナタリーが色んな店に行くのか」


ナ「頑張るよ、うん」


リ「……むぅ」


ミ「不満そうだね、リィたん」


リ「私も映りたいぞ!」


ミ「えぇ……」


ジ「ミックがどうしてもというなら映ってやってもいい」


ミ「さっきまで恥ずかしがってたじゃないですか」


リ「映りたいぞ!」


ミ「じゃあ人間バージョンなら……」


リ「ふっ、決まりだ。どうだジェイル? 交渉とはこうするのだ」


ジ「むっ。…………ぃぞ」


ミ「え、何て?」


ジ「……りたいぞ」


ミ「もうちょっと頑張ってみましょう」


ジ「う、映りたいぞっ!」


ミ「じゃあ、【チェンジ】を使う方向で」


ジ「むぅ、この際仕方ないだろう」


ナ「欲求ぶつけるだけで交渉になるって凄いね」


ミ「まぁまぁ。友情出演って事で」


ナ「主役は私なんでしょ?」


ミ「ミナジリ共和国ですけど?」


ナ「その次!」


ミ「まぁ、ナタリーだよね」


リ「何っ!?」


ジ「馬鹿なっ!?」


ミ「はぁ~、お二人は準主役って事で」


リ「ほぉ?」


ジ「準主役か。なるほど、悪くない」


ミ「主役って言葉が付いてれば満足してたのでは?」


ナ「まぁ、リィたんとジェイルだし」


ミ「どうせ最初はホームビデオみたいな完成度になるんだし、別にいいけどな」


ナ「ほーむびでお?」


ミ「とりあえず徐々に慣れていこうって話」


ナ「じゃあ練習しなくちゃ」


ミ「まぁ台詞の読みまわしくらいはしなくちゃな」


リ「ふっ、何でもやるぞ」


ミ「じゃあ、皆、手元の紙に書いてある言葉を揃えるところから」


ナ「最後の台詞だね」


ジ「これを読むのか?」


リ「ふっ、こんなもの簡単だ」


ミ「はい、せーの!」


「「ミナジリキョウワコクニオイデヨ!」」


ミ「……先は長そうだな」

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