(/゜∀゜)/ )))) ) ) ) )ビビビ
どうも、こんちは。とある作品に数ページ出させて頂いた、秋山 哉太って言います。
え、初めて聞いたって?
まぁ、誰かさんが友人Aとかふざけた呼び方してたから無理もないか。
あ、その誰かさんが来たわ。
前の扉から教室に入ってきた少女、柿沼 藍は黒板に書かれた座席表を見ると、手元の紙と見比べながら自分の席についた。
……ちょっと離れたか。まぁいい、クラスが同じになれただけでもありがたいことだし。
まぁ、ここまで読めば察して頂けたでしょうか。そう、秋山哉太とその他同級生の生徒は、本日をもって高校二年生に進級致しました。ぱちぱち。
そして見事柿沼と同じクラスになることができました。ぱちぱち。
まぁ、ここまで読めば察して頂けたでしょうか。そう、秋山哉太という男子高校生は柿沼藍という女子高校生に想いを寄せているのである。ぱちぱち。
え、どうでもいいって?
どうでもよくても一応頭ん中入れておけよ。これこの作品の重要キーワードだから。
最初は地味なやつだなー、としか思わなかったしたいして興味もなかった。無表情だし群れないしよく消しカス練ってるし。こいつと関わることはまずないな、と思ってた。
だけどある日、あいつはクラスで友達が出来たらしく、その友達と話してるうちによく笑うようになった。それが決めてです。
その笑顔にやられました。いつも無表情な分、ギャップ?みたいなものも大きくて、なんだかよく分かんないけどキュンときました。今まで気づかなかったけど、よく見ると愛嬌のある顔をしてるし。
それからちょくちょく彼女に声をかけるようになった。最初はなんか警戒されてたけど、そのうち普通に話してくれるようになった。変なあだ名で呼んでくる仲にまでなったし。まぁそれはどうかと思うけど。
もっと明るくなればきっとモテるだろうに。勿体無い。
まぁ本音をいうとモテて欲しくないから今まで通り地味でいて欲しいが。
あ、新しい先生だ。なんだおっちゃんかよ。
先生によって色々説明がされ、生徒は始業式に向かう。
そのあとまたいろいろ校長先生やらなんとかやらの話があり、終わる頃には貧血になった生徒が何人か座り込んでる光景となった。
そして教室に戻ってLHR。そして放課後。
いいね毎日始業式でいいや。終わんの早くて楽。
あ、柿沼発見。
「よっす柿沼。また同じクラスだな。」
「あ、友人A君。」
「だからさぁ、何度言えば……」
「はいはい秋山君秋山君。」
「よろしい。あだ名は別にいいけどもっとましな奴にしてくれよ。その唯斗の付属品みたいなのやだわ。」
「だって桐山君といつも一緒にいるからさ、桐山君の友人代表!みたいな…あ、分かった。親友Aの方がいいのか。ごめんごめん。」
「結局唯斗の付属品じゃねえか。」
「そうとも言う。」
「……ったく。今帰りか?」
「あ、うん。帰るんだけどその前に寄るところがあるんですよね。」
「そっか。じゃあ俺は帰るわ。じゃな。」
「うんばいばい。」
軽く挨拶を交わして、お互い別の方向に歩いていく。
心の中で密かに期待していた一緒に帰れるフラグがへし折られて内心落胆した。
まぁ話せただけでもいっか。めげるな自分。
考えてみると、柿沼と話をする男子なんて俺ぐらいかもしれない。俺以外だと、三宅りなとしか話してるところを見かけない。まぁ、元が地味子だったからその友達の数にはうなずけるが。
てことは、俺は結構いい位置にいるんじゃないだろうか。そうだ、俺は他の男子と比べればかなり柿沼と仲がいい。これはもう一踏ん張りすれば夢のリア充生活が・・・
その時だった。
呑気に頭の中でドリームを膨らませながら校門を通ろうとした俺は、右から腹辺りにものすごい衝撃がくるのを感じた。
「先輩!こんにちわんこです!相も変わらず冴えない顔してますね!」
俺の腹に腕を回し、ものすごいタックルをしてきた犯人が笑顔でそういう。
・・・急になんなんだよ!
ていうか冴えないとは余計なお世話だ!
ていうか腹ものっそい痛いんだけど!
腹筋少し割れてるくらい筋肉あんのに痛いんだけど!
ていうかお前・・・
「誰だよ!!!」
見知らぬ新入生の制服を着た少女が、俺の腹に抱きついたまま微笑んだ。