表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/28

第17羽

 オービルは、家の壁(氷)を削り 紅茶の中に入れ、レモンポーションを入れ、アイスレモンティーをみんなに供しました。

「この酸っぱい液体は、どうしたんですか?」

ジャンが聞くと、オービルが、

「日本の昭和基地に行って、もらってくるんだよ。日本の隊員とペンギンの間には、20年以上の信頼関係があるからね!」

 コンは、酸味の効いたアイスレモンティーを飲みながら、日本のことが気になってきました。

「コン君、日本に興味を持ちだしたようだね!」

トーンが鋭く指摘しました。

「こちらで、飛行術の他に、日本のことも教えていただけますか?」

「もちろん!コン君やジャン君の知りたいことなら、大抵のことなら教えてあげられるよ。いや、学んでもらいたい!」

コンもジャンも目が輝きだしました。

 みんなが紅茶を飲み終わった頃、ウィルバーがコンとジャンに提案しました。

「君たちの他に、飛行術や、様々なことを学びたいペンギンが居るだろう。そこで、君達の友人知人に密かに声をかけてくれないだろうか。密かにだよ!参加者は、あと4羽位までだな。多すぎると目立つし。ジャン君、コン君、お願いできるかな?」

 ジャンもコンも互いに見合って、ニコリと笑いました。

「任せてください!次のお茶会に連れて来ますよ!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ