オヤジのダービー予想(200文字小説)
小学生の息子はお金と一緒に予想を書き込んだマークカードを差し出した。
「ところで、おやじはどれ買うの?」
「ふふ。 ウインバリアシオン。 1枠は3年連続で勝ってるぜ。 しかも、青葉賞取ってるからな」
「ベタだね。 ヒモは?」
「サダムパテック、デポネア、オルフェーブル」
「真似してない?」
「いいや」
「また3連単ボックス?」
「おう!」
「馬連にしなよ。 3連単は当たらないよ」
「男なら夢は大きく!」
「ただの強欲ジジイだね」
小学生の息子はお金と一緒に予想を書き込んだマークカードを差し出した。
「ところで、おやじはどれ買うの?」
「ふふ。 ウインバリアシオン。 1枠は3年連続で勝ってるぜ。 しかも、青葉賞取ってるからな」
「ベタだね。 ヒモは?」
「サダムパテック、デポネア、オルフェーブル」
「真似してない?」
「いいや」
「また3連単ボックス?」
「おう!」
「馬連にしなよ。 3連単は当たらないよ」
「男なら夢は大きく!」
「ただの強欲ジジイだね」
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