「仮想多重空間平面及び多重夢空間の発生についての考察-メモ」
時空間に関連する事象及び次元干渉の研究者である不死乃 凪さんの執筆したメモ
××××-××/×←この日付表記に意味はあるのか?
可読性のため、この文章では
仮想多重空間平面を「迷い夢」と記載
多重夢空間を「穴」と記載
…例の事故とそれに連なる事象により空間平面Aが歪んだ事で、それまで平面を維持していた3次元空間平面が不規則な変形(メモ-カオス理論に則り予測は困難?)を起こした。これにより歪んだ空間平面Aの一部が4次元空間上に存在する空間平面と重なる事をトリガーとして重複先の現実を写し取り、空間平面A上の一部に重複先の世界を転写する。この一連の流れが複数回行われる事で、迷い夢は発生すると私は考えている……追記[空間平面のω座標の相違について要検証]…発生した迷い夢は3次元空間平面を伝うように4次元空間上での下ベクトル方向に進んで行き、最終的に空間平面A内にて各地に点在している4次元高度の低い空間に収束していき、それを繰り返す事で数多の迷い夢が重なることで穴になると推察している。 よって空間の密度が濃くなっている為、穴の観測が困難になっているのだと思われる。
なお、上記の発生過程から、迷い夢より穴の方が現実性が低く、混沌としているであろう事が予測される。迷い夢は仮想された現実の重なりであるが故、人間の想像の届く範囲に収まっているが、穴は違う。数多の空間が重なり合い、未知の相互作用を引き起こしてカオスを内部で形成しているはずだ。穴には近付かないのが賢明だろう……(メモはここで終わっている)