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夜のランニング

作者: 二階堂あまね

鳥かごから飛び出したインコのようにあまねは玄関を飛び出した。


暗い夜の闇がまたたく間にあまねを包み込んだ。


太陽が沈むと、日中とは全く違った暗さに世界は陥る。昔の人は日が沈むとどうしていたのだろうか。もう寝ることしかすることがなかったのだろうなとあまねは思った。

あまねが寝る前に読書をするみたいに。


時代も変わったものだ。


昔の人は夜には寝ることしかできなかったのに、電気が発明されて以降、人類は夜にも活動することが出来るようになった。まるで回転寿司でラーメンを食べることのような発想の斬新さだろう。


いや、そんなことはないか。

一部の人類はきっと夜にも活動したいと思っていたはずだ。


そんなことを考えながらあまねは音楽を聴きながら、夜の街をランニングした。

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