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大罪人の聖地アンノウン 14

気が付いたら10万文字を超えていました!(´^ω^`)ブフォwww


これからもよろしくお願いいたします。




「やってくれたなこのアマ〜。」


 グレンが口から血を流しながら青筋を立ててこちらを睨んでいる。


「へっ!異能を使いこなせてねぇ奴が私に勝てるかよ!」

「黙れぇ〜!爆発するだけの雑魚異能が!」

「その雑魚異能にてめぇはやられてるんだよバカが!」


 グレンは怒りのあまり炎が身体から吹き出し、周囲に陽炎が発生している。


 ボッボッボッ……。

 あまりもの高温に自然発火も発生しやがった。

 そのまま怒りが爆発するか?と思ったが、グレンは深呼吸をして冷静になろうとしている。


「ふぅ〜。玩具にする為に生かしておこうと思ったがもういい。ぶっ殺してやる。」


 へぇ。私を本気で殺そうと殺気を飛ばしてきてるな。

 中々良い殺気を出すじゃねえか。

 だけどな、私の敵じゃねえよ。

 オリヴィアは堪えきれず笑みを浮かべた。


「あぁ!?何笑ってやがる!」

「良い殺気を放つじゃねえか。そこそこ修羅場を潜ってる奴じゃないと出せないぜ?褒めてやるよ。」

「おいてめぇ。誰に上から目線で言ってやがる!」

「私が誰と喋ってるのかも分からないくらいバカなのか?」

「もういい。死ね。」


 凄まじい熱気を出しながらグレンはこちらに走ってきた。そして、


「「おらぁ!!!」」


 ドゴォーーン!!!


 今まで以上の大爆発がおき周囲の建物が破壊される。

 先程と同じく、私とグレンの腕が傷だらけになる。

 くそっ!両腕がやられた!

 グレンも同じ事を思ったのか、私の方を睨んでくる。


「よくも俺様の腕を!許さねぇ!」

「奇遇だな。私も同じ事を考えたよ!」

「さっさと……消えてなくなれ!」


 グレンの身体から巨大な炎の塊が飛んでくる。

 私は足元を爆発させ飛んで回避する。

 炎の塊は次々と私目掛けて飛んできており、私は地面や壁を爆発させ飛び回る。


「ひゃはははは!ほらほら逃げろ!当たれば消し炭だぞ〜!」


 ボォン!ボカン!ドォン!

 私の立っていた場所に次から次へと火柱が立つ。

 こいつ!制約とかないのかよ!

 中々近付けず苛立つ私を見て、グレンは狂った様に笑う。


「ひゃ〜っはははは!死ね死ね死ね死ねぇ〜!!!」


 グレンは炎を出し更に、自分の身体に鎧の様な物を纏わせる。


「これでお前の攻撃もくらわねぇ!大人しく死ねやぁ〜!」


 炎の勢いが強まり、立っているだけで皮膚が焼けていく位の高温になってきた。

 早く決着をつけねえとさすがにやばい!

 けど、炎の塊が飛んできたり炎を纏ったグレンの野郎が壊れた腕を無理矢理動かし攻撃してくるせいできっかけが掴めねぇよ!くそったれ!

 私は攻撃のチャンスを伺うが、狂った様に炎を出してくるグレンに近付けずにいた。その時、


「オリヴィア!大丈夫か!ってここ暑過ぎるだろ!」

「オリ姉〜!暑いから早く終わらせて〜!」


 てめぇらヤジ飛ばしに来たのかよ。

 昼前に別れたロイドとレイナの2人が来た。

 あの2人にも敵が現れたのか、レイナは服が汚れているだけだがロイドはボロボロだ。

 クスッと笑い先程までの苛立ちが消えていく。


「あぁ!?てめぇら、俺様の部下をどうした?」

「狼男と蜘蛛男の事か?倒したよ。」

「負けただとぉ〜?あいつら使えねえな!」

「あははは!うちの相棒の方が優秀みたいだなぁ!後はお前をぶちのめして帰るだけだ!」


 うちの相棒が勝ってるんだから、私も負けられねぇ!

 もし負けたら笑われちまう。


「ぶちのめすだぁ〜?お前は俺様には勝てねえよ!」


 ゴォォォォォ!!!

 グレンの身体から出ている炎の勢いが更に強まる。

 自身が炎の塊となった状態になり、周囲の温度が更に上がる。


 ジュウゥゥゥ……。

 おいおいおい。地面が溶けてるじゃねえか。

 あそこに近付いたら普通の奴じゃ真っ黒に燃え尽きるぞ。

 いくら私でも火傷するかもなぁ〜。

 と、呑気な事を考えているとグレンが構え、


「俺様はWBC9位のグレンだぁ〜!ランキング2桁の奴が調子に乗るんじゃねぇ!」


 そう言い、私に向かって突撃してきた。


「へっ!9位だ?それは私と闘った事が無いからだろうが!お前じゃ私には勝てねえよ!」


 私も足元を爆発させ、グレンに突撃して行った。


「おらぁ!!!」


 グレンが壊れた拳を振りかぶり私に向け放つ!

 咄嗟に止まり、放たれた拳を横に飛び回避する。

 しかしグレンはそれを読んでいた様で、拳を振り抜いた後その勢いを利用して回し蹴りをしてきた。


「もらったぁ!!!」

「もらったのは……私の方だよ!!!」


 グチャッ!!!ボォン!!!


「〜〜〜〜!!!」


 グレンの蹴りをしゃがみこんで躱し、そこからカウンターで私は右腕を放った。

 そう。蹴りを繰り出す事で開いた()()に。

 ダメージで右腕の感覚があまり無かったのが逆に良かった。

 こいつの粗末なもんを少しでも触れたって考えると鳥肌が立っちまう。

 何かが潰れた様な音が聞こえ、グレンは膝から崩れ落ちる。


「おぅ……お、俺様のアレがぁ〜。」

「なぁに戦闘中に座ってやがる。隙だらけだ!」

「まっ待て。少しタイム……。」

「うるせえ!!!」


 私は隙だらけのグレンの顎を蹴り上げた。


「ごふぅ!!!」


 座っていたグレンの身体が浮き上がり完全に無防備になる。

 私は足を爆発させ加速しそして、


「こいつはオマケだ!!!」


 グレンの股間に拳の次は蹴りをぶちかます!


 ドォン!!!


「あっ……あがっ……。」


 2度もやられたグレンは意識を保てず白目を向き前のめりに倒れた。


「どうだ!女の敵成敗だ!!!」


 私はグレンを見下ろしそう叫んだ。




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