表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/48

大罪人の聖地アンノウン 11

本日よりオリヴィア目線で話は進みます。

どうぞお楽しみください*\(^o^)/*



 ~~~オリヴィアside~~~


 少し時は遡り、


「おい爺!生きてるかー?」


 私はズカズカと遠慮なく入り爺に呼びかける。すると、


「なんじゃいオリヴィアか。何の用じゃ?」


 杖をついた老人が現れた。

 歩きづらそうにしているが、店内が散らかっているのもあるが1番の理由は左足の義足だった。

 昔はこの爺も暴れてたらしく、その時に無くなったみたいだが詳しくは知らん。

 私はカウンターにドンッ!と銃を置き、


「銃のメンテに来たんだ。」

「ほぉ〜。珍しい事もあるもんじゃの。まあどうせゴードンに行ってこいと言われたんじゃろ?」


 金額の入った袋をカウンターに置き、


「うるせえよ。これが金だ。さっさとやれ。」

「やれやれ。横暴な客じゃの。ライラ〜。こいつにお茶でも入れてやってくれ。」

「はぁ〜い。」


 パタパタパタパタ…。

 エプロン姿の可愛らしい女の人がこちらに走ってきた。


「オリヴィアちゃん!スミス工房へいらっしゃい。」

「よっ!ライラの姉ちゃん。邪魔するぜ。」

「邪魔するんなら帰ってくれんかのう。」

「やかましい!さっさと仕事しろ!」

「もう〜お爺ちゃん?そんな事言ったらダメでしょ。」

「こいつにはこれくらいでちょうどいいわい。」


 そう言い残し爺、スミスは店の奥に消えていった。

 あの様子じゃまだまだくたばらねえなあの爺。

 腕は確かなんだが偏屈な頑固爺だからめんどくせぇ。

 そう思っていると、ライラが近付いてきコトッと2人分のお茶の入ったコップを置き自分も座った。


「それじゃあ、お爺ちゃんがお仕事終わるまでお話でもしましょうか。」

「姉ちゃんはやる事ないのかよ?」

「洗濯していただけだから大丈夫よ。最近お仕事はどうなの?」

「まぁボチボチだな。新しく入った新人を鍛えてるくらいかな?」


 ズズズッ。

 私はお茶を飲みそう答えた。

 あ〜お茶うまっ。

 ライラは目を輝かせながら、


「新しい子が入ったのね!男の子なの?」

「あぁそうだよ。面白そうな奴だから私がスカウトした。」

「へぇー!オリヴィアちゃんが。好きになっちゃった?」


 ブフォ!!

 いきなり何言いやがる!

 私はお茶を吹き出しライラの質問を否定した。


「そんな訳ねえだろ。私が男を好きになる事はねえよ。」

「そうなの?残念ね。やっとオリヴィアちゃんにも春が来たと思ったのに。」

「その恋愛脳は相変わらずだな姉ちゃん。」


 そう。ライラの姉ちゃんは恋愛事が大好きな女だった。

 そのせいで私はいっつも彼氏を作ったか、好きな男は出来たかと質問される。

 毎回返す答えは同じなのに絶対聞いてくるんだよな〜。

 ほんと、いい性格してるぜ。

 私は呆れながらお茶を飲む。その時、


 バァン!

 勢いよく扉が開かれ何人もの男が入ってくる。


「オリヴィアだな?」

「姉ちゃん。客だぜ?」

「オリヴィアちゃんのお客さんでしょ?対応してあげなさいな。」

「うちのボス、グレン様が呼んでいる。今すぐ来てもらおうか?」

「誰だそいつ?雑魚の名前なんていちいち覚えてねえよ。」


 カチャカチャ…。

 後ろに控えていた男達が銃を取り出し私に向けてくる。


「卑怯と言うなよ?お前はWBC上位の人間。これくらいはさせてもらう。」

「……。」

「くくく。どうした?怖くて声も出ないか?」

「ぷっ!あははは!」

「こいつ。恐怖のあまり頭がイカれたか?」

「誰がビビってるって?お前等みたいな雑魚が武器を持って脅してもなんも怖くねぇよ!卑怯?眼中に無い奴にそんな事思う訳ねえだろ!」

「舐めやがって!お前等!連れて行くのは痛い目に合わせてからにするぞ!」


 おぅおぅ。やる気満々だな。

 良いねぇ〜。暇つぶしにはちょうどいいか!


 ガタン!

 男が仲間の方を向き指示した瞬間、私は座っていた椅子を蹴り飛び出した!


「おらよ!」


 ボォンッ!


「ぎゃっ!」


 こいつらの頭であろう男を吹き飛ばし、動揺が広がっている時に私は次々と敵をぶっ飛ばしていった。

 弱え弱え!なんなんだこの雑魚共は!まだロイドと戦ってる方がマシだぜ!

 私は理不尽だー!と叫んでいる相棒を思い出しクスッと笑った。

 ほとんどの敵は爆発に巻き込まれ店の外に出て行った。

 私は首をコキッと鳴らし、


「姉ちゃん。ボディーガードしてやるからお代はまけてくれ。」

「うふふっ。商売上手ねぇ〜オリヴィアちゃんは。良いわよ。ちょっぴりオマケしてあげる。」

「商談成立だな!んじゃ行ってくるわ!」


 料金をオマケしてもらえる事になり、ゴードンから褒められ酒代を貰えるかも!と想像するとニヤケが止まらない。

 さあやるぞ!酒の為にくたばれ雑魚共!

 私はニヤニヤしながら店の前に出た。


「おうお前等!この店に手を出すんなら私が相手になってやる!」


 シーン……。


「いや、だから俺達はお前を連れて来いって言われてるだけだから。店は関係ねえよ。」

「……。」

「「「ぎゃははははは!」」」


 男達はみんな一斉に笑い出しお腹を抑えている。


「こっこいつ。バカじゃねえの?」

「言われてる意味分かってないだろ!絶対バカだ!」

「あ〜お腹痛え!笑いすぎた!」

「……ボソボソ。」

「あぁ!?なんだって?」

「絶対殺す!!!」


 こいつら私に恥かかせやがって!

 絶対ぶっ飛ばしてやる!

 今の珍事を記憶から消そうと私は敵に向かって走って行った。


 バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!

 いくつも銃弾が飛んでくるが、そんなもん私に当たるかよ!

 1番近くにいた敵の懐に潜り込み、


 ズドン!


「おふっ。」


 はい!次!


 ドォン!


「んぎゃ!」


 次々と敵を爆発で吹き飛ばしていく。吹き飛んだ敵は仲間を巻き込み倒れていく為、どんどん敵の数が減っていく。


「やっやれー!撃ち殺せ!」

「だから。当たらねえって…言ってんだろうが!!!」


 ボンッ!


「ごふぅ!」

「ははは!弱えなお前等〜!ボスって奴を連れて来いよ!」


 笑いながら敵をぶちのめしていると、


 ゴォォォォ!!!


 危ねぇ!!!

 突然前から飛んで来た火の玉を避け、私は飛んで来た方向を睨んだ。


「ひゃはは!やるじゃねえかオリヴィア〜!」

「あぁ!?誰だテメェ!」


 急に火の玉なんか飛ばしやがって!

 どこの非常識だ!

 私は威圧する様に叫ぶと、オレンジ色の髪をした男がやって来た。


「「「ボス!!!」」」

「お前等弱すぎだろ!もういいからどいてろ。俺様直属の兵にやらせるからよ。」


 そう言うと、ボスと言われた男の後ろから10人程の屈強な男達がやって来た。

 まさか、その程度の奴等で私に勝てると思ってんのか?

 怪訝な顔をしていると男達がポケットから薬を取り出した。


「さあグレンファミリーの裏の親衛隊よ!こいつをボロボロにやっちまいな!」

「「「はっ!」」」


 男達は一斉に薬を飲んだ。すると、


「「「うぉおおお!!!」」」


 うるせえ!急に叫びやがって!

 こいつら何の薬を飲んだんだ?


「ひゃははは!ビーストで薬漬けにした奴等だ!こいつらを倒したら俺様が相手してやるよ!」

「ふん!私にやられるのが怖くて高みの見物かよ。上等だ!すぐにそっちに行ってその顔ぶん殴ってやる!」


 薬によって凶暴化した男達、そしてグレンファミリーのボス、グレンとの戦いが始まる!






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ