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大罪人達の聖地アンノウン 9



 ~~~レイナside~~~


 雷を纏った私と蜘蛛男が睨み合う。

 こいつ、蜘蛛のくせにロイ兄を殺すとか言ってる。

 私の前でそんな事言ったのを後悔させてやる!

 私の感情が昂ってきたのか、雷は更に激しく動き回る。


「さあ雷姫!行きますよ!」


 ヒュン!

 蜘蛛男は一気に距離を詰め、右側にある3本の腕で攻撃をしてくる。

 鋭い爪が生えてきており、当たったら痛そうだからバックステップで避ける。しかし、


 ベチャ…。

 うぇ…。もしかして、

 足元を見ると、また蜘蛛の糸を踏んでしまった。

 雷で燃やしていると蜘蛛男が再び腕を振り上げていたので次は上空に避難する。しかし、


「捕まえましたよ。」


 ブシュー!

 なんと!蜘蛛男の口から糸が出てきた!

 予想しておらず私の足に糸を巻き付けそのまま、


 ドンッ!ドンッ!ドンッ!


 と、何度も私を地面に叩きつける。


「いったいなぁー!!!」


 バチバチバチバチ!

 糸を燃やしそのまま蜘蛛男に雷撃を放つが、横に移動し避けられる。


「23位という順位と女帝の妹という事で注意していましたが、この程度なら楽勝ですね。」


 プッチーン。

 はい怒った〜。

 こいつは死刑確定〜。


「私はあんまり怒らない方なんだけどな〜。そんなに私を怒らせたいんだ?」


 バチィ!バチィ!

 私の手から雷撃が次々と飛んでいく!


「ふふふっ。貴方の攻撃はもう見切って…。」


 バチィ!バチィ!バチィ!バチィ!


「おっと。今のは少々危なか…。」


 バチィ!バチィ!バチィ!バチィ!バチィ!バチィ!バチィ!バチィ!


「ぐわぁ!ちょ…ちょっと、雷の数が多すぎる!」

「どこ見てんの?」


 雷だけを見ていたおかげで私はすんなりと懐に入った。


「いっいつの間にそこ…。」

「うるさい。喋るな!」


 バリバリバリバリ!!!


「ぎゃあああ!!」

「うるさいって言ってるでしょ!私が喋るなって言ったら黙りなさいよ!」


 バリバリバリバリ!!!


「がはぁ!」

「レイの言う事聞かない奴は、あっち行けー!」


 ドカッ!!!


「ぐふぉ!」


 全く。私が喋るなって言ってるのに言う事聞かないから思わず蹴っちゃったよ。

 あーあ。蜘蛛男の身体から煙が出てる。臭いよ〜。

 ボロボロになりながらも蜘蛛男は立ち上がり、


「わっ私は、グレンファミリーの…幹部ベル。こんな小娘に負ける事など…。」

「まだ喋る元気があったんだ!凄いね!」

「ひいぃぃぃ!」


 ドカッ。ドォーーン!!!


「あばばばばば!」


 あははは!変な声〜。軽く蹴って雷落としただけなのに。面白〜い!

 笑ってる私の姿を見て蜘蛛男、ベルって言ったっけ?ベルが震えている。

 何でこんな可愛い美少女を前にして震えるのかな〜?

 もういいや。飽きたし終わらせよ〜っと。

 これ使うと姉様が怒るんだけど…。今は居ないしOKだよね?


「おいで。トリシュラ。」


 私がそう言うと、掌に雷が集まってき槍の形を作っていく。

 そして、ブンッ!と振るうと雷で出来た槍が私の手に現れた。

 ふふ〜ん。実は私は槍使いなのです!

 ロイ兄見てるかな?どうかな?

 チラッとロイ兄の方を見ると、


「しゃおらぁぁぁ!!!」


 きゃっ!凄い雄叫び!

 あれこれ男って感じだよね!

 もう〜。ロイ兄どこまでカッコいいの〜!

 ロイ兄も終わらせたみたいだし、私もさっさと終わらせて頭撫でてもらおうっと!

 そう思いベルの方へ向くと、


「死ねぇぇぇ!」


 私がよそ見している隙に溜めたのか、特大の糸ドリル?が私に向かって飛んできた。

 わーお。おっきいな。


「けど蜘蛛男さん残念。トリシュラを出した時点であなたの運命は決まったんだよ?」


 私は、トリシュラを投げる構えをとると、


「えい!」


 ブォンッ!

 飛んで行ったトリシュラが糸とぶつかる瞬間、


 ボワッ!

 あまりもの熱量に一緒で糸が燃え尽き灰になった。

 そしてそのまま蜘蛛男に飛んで行き…、


 ズドォーーン!!!ピシャーン!!!


「ぎゃああぁぁぁ…。」


 あっ、本当の雷もオマケでついてきちゃった。

 煙が蔓延し周囲は全然見えなかったが、煙が晴れてくると蜘蛛男の姿はなかった。

 残ったのは、直径10m程のクレーターのみである。

 それを確認した私は、


「よし!完全勝利!やっぱりトリシュラを使った後は気持ちいいなぁ〜。あっでも姉様にバレない様にしないと!」


 フローリアと絶賛喧嘩中(自称)のレイナはまた怒られるのかもしれないと震えていた。

 姉様が怒ったら怖いんだよね……。

 ……まぁ今は良いか!

 後ろを振り向くと、ロイ兄が口を開いた状態で固まっていた。

 どうしたんだろ?

 ロイドが戦闘後の惨状を見て口を開けているとは全く思っていないレイナはロイドが何故止まっているか理解していなかった。

 頑張ったし、褒めてもらおうっと!


「ロイ兄〜!終わったよ〜!」


 手をブンブン振りながら私は笑顔でロイ兄の所に向かった。






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