表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/48

大罪人達の聖地アンノウン 7



 ~~~レイナside~~~


 ロイ兄が戦闘を始めたと同時に私の相手(名前忘れたよ〜)もこちらに歩いて来た。


「では私達も始めましょうか。23位とはいえWBCのランキングに名前がある方が相手だ。本気でいかせてもらいますよ。」

「あんたなんかさっさとやっつけてロイ兄に頭撫でてもらうんだから!」


 バリバリバリバリ。


 私は雷を身体に纏い、戦闘態勢を取る。

 相手も腰を低くし、戦闘態勢を取った。


「では、いきますよ!」


 そう言った相手は手から白い糸を出してきた。

 何この糸?なんか気持ち悪い。

 そう思い私はサッと回避した。

 相手は次々と糸を出し、私は回避を続ける。

 異能だとは思うんだけど、変な異能〜。

 避けていると相手は笑い、


「予想通り、動きはかなり早い様ですね。」

「レイにそんな糸が当たる訳ないでしょ〜!」

「それはどうでしょうね!」


 相手は余裕ぶっているけど、こんな攻撃何回されても当たる気はしない。

 私の相手は弱いみたい!

 さっさと倒してロイ兄の応援に行こ!

 そう思い糸を避けた後、私は敵の隣まで一瞬で移動した。

 身体に纏った雷を拳に集中させた時、


 バキバキバキバキッ!

 えっ…えぇ〜!

 腕が生えた〜!!!

 びっくりして一瞬硬直した所を、生えた腕が私のお腹を殴り、吹き飛ばした。


「かはっ。」

「近くで雷が掠っただけなのに痺れるとは。やはり貴方の雷は危険ですね。」


 バキバキバキバキッ!

 更に腕が生え、4本になった。

 うぅ…。お腹痛い。それにあの人の腕が生える瞬間を見ちゃって気持ち悪いよ〜。

 お腹を擦りながら相手を見ると、4本の腕を構え、


「さあ!いきますよ!」


 ブワ〜!

 一斉に糸を出してきた!

 この人と戦うのもう嫌だぁぁぁぁ!

 私は雷撃を周囲に発生させ糸を燃やしていく。

 相手は考える表情をし、


「ふむ。やはり普通にやると燃やされますね。なら方法を変えましょうか。」


 そう呟くと、糸を纏めドリル状にしていく。

 そして、そのドリルを放った!

 あれは当たったら痛いかも!


 バチバチバチバチ!

 手から雷撃を飛ばしドリルを破壊しようとする。

 その時、相手はニヤリと嫌な笑いをし、


「かかりましたね。」


 ボンッ!ブワッ!


 ドリルが爆発したと思ったら、急にバラバラになって私に襲いかかってきた。

 避け切れず身体に当たると、

 うわっ!何これ!?ベタベタする!

 まるで接着剤を触っているような感触に嫌な気分になる。

 あぁ〜んもう!燃えちゃえ!


 バリバリバリバリ!

 身体に雷を纏って燃やしていく。

 燃やしていると相手が近付いてきている!

 でも何でだろう?変な方向に糸を出しながら来てるんだけど?

 よく分からないが、1本の腕に糸で作った片手で持てるような小さい鎌の様な物を握っていた為、それに集中する事にする。

 

 ヒュンヒュンヒュン!

 鎌を振るうスピードは中々だけど、そんなんじゃ一生私には当たらないよ〜。

 余裕をもって回避していると急に足が動かなくなった。

 え!?なんで?

 足元を見ると、何やらベタベタした物が靴にへばりついていた。

 これって……あの人が出してた糸?


「考え事とは余裕ですね。」


 ハッとなり前を向くと、相手が鎌を振り下ろそうとしている所だった。


 ザシュッ!

 避けようと思ったが、足が動かないのを忘れていた為、腕を切られてしまった。


「いったぁ〜い!」

「その状態で避けられますか?」

「うるさい!あっちいけ〜!」


 バチバチバチバチ!!!

 周囲に強めの雷撃を出し相手を後退させる。

 そのついでに靴についていた糸も燃やした。

 うぅ〜。この靴お気に入りだったのに……。

 恨みを込めた目で相手を睨んでいると、


「やはり貴方を倒すには本気を出さなければいけませんね。この姿はあんまり好きでは無いのですが。異能発動。」


 バキバキバキバキッ!

 そう言うと相手から更に2本の腕と牙が生えてきた。

 生えてきた腕と今まであった腕と足、合計で8本になり全ての腕を地面につけた。

 そして体毛が生えてき、お尻が膨らんで変身は終わった。

 その姿を見て思わず私は、


「きゃあああ!」


 と叫び、鳥肌が立った。

 く…蜘蛛だ。おっきい蜘蛛がいるよ〜。気持ち悪い……。

 ただでさえ私は虫が苦手なのに、自分よりも大きい蜘蛛が目の前にいると寒くもないのにカタカタ震えてしまう。


 カサカサッカサカサッ。


「ひいぃ〜!」


 蜘蛛が近付いてき私は涙目になる。

 助けて姉様。ロイ兄〜。

 蜘蛛は腕を振り上げ、


「さあ。再開しましょうか。」


 ズドン!

 私に向かい腕を振り下ろすが、なんとか回避した。

 振り下ろされた腕を見ると、地面が割れておりその威力が凄まじいのは見るだけでわかった。


「蜘蛛嫌い〜!近寄るな〜!」


 ピカピカピカッ…ズドォーン!

 私は貯めた雷撃を遠慮なく放つ!

 蜘蛛の存在を消してしまうかのような威力の雷撃だが、蜘蛛は糸を使い上に逃げた。

 蜘蛛を見ない様にしてるから狙いが定まらない〜!


「早く貴方を倒してあの男も殺しに行かないといけませんからね。さっさと終わらせますよ。」


 こいつなんて言った?

 私を倒してロイ兄の所に行く?

 そんな事考えてたなんて。許さない!


 ゴロゴロ…ゴロゴロ……。

 空から雷が鳴る音が出始め、私の雰囲気が変わる。

 雰囲気が変わったのを察知したのか、蜘蛛も雰囲気が変わる。


「ここからが本番という事ですね。」

「あんたは言っちゃいけない事を言った。ロイ兄を殺すって?許さないんだから!」


 これから更に激しい争いが始まろうとしている。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ