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大罪人達の聖地アンノウン  3




「レイちゃん。マグの実ってのはどこに売ってるんだ?」

「マグの実はね〜。あっち!」


 レイちゃんはそう言ってある方向を指さす。

 俺、この街の初心者だから。

 指さされただけじゃわかんないからね?レイちゃん。

 俺が困っているとオリヴィアが指をさした方向に歩き、


「行けば分かるだろ。早く行こうぜ。止まってたら雑魚が絡んできて前に進めねえ。」


 オリヴィアがそう言うと、


 ぞろぞろぞろ……。


「おいおい姉ちゃん。雑魚とは聞き捨てならねえなぁ。」


 何人もの男が集まってきた。

 その手には武器を持っており、一気に場の雰囲気が暗く……。


「おっ、喧嘩か?やれやれ!」

「早く殺せぇー!」


 わーわーわー。

 何でお祭り騒ぎになるんだよ!

 急に周囲が急に騒ぎ出し、戦いの見物客が集まってきた。

 こいつら暇なのかよ!

 そう思っている俺を無視し、オリヴィアはニヤニヤと笑い話をする。


「おっさん。雑魚に雑魚って言って何が悪い?」

「目上に対する態度がなってねえな小娘。」


 オリヴィアは銃を取り出し、


「ごちゃごちゃうるせぇ。相手してやるからさっさと来い!」

「あいつを殺せぇ!」

「身ぐるみ剥いで売り払っちまえ!」


 男達が一斉に襲ってくる!


「ははは!良いねぇ!楽しくなってきた!」


 ドカン!ドカン!ドカン!


「ぐわっ!」

「ぐぉっ!」


 と、次々に倒れていく。

 オリヴィアが駆け回り銃を撃っていると、前から別の集団がやって来て、


「こっちのガキ共を人質にしてやれ!」


 男達の誰かがそう言い、こちらに突っ込んできた。

 俺は2倍強化をし、


「捕まえられるもんならやってみろ!」


 ヒュン!

 ドカッ!バキッ!ドコッ!


「ぶほっ!」

「んぎゃっ!」


 俺は向かってくる男達を次々と倒して行く!

 すると男達は、


「こいつを抑えてあの小娘を狙え!」

「こいつはボディーガードだったのか!騙しやがって!」

「卑怯者め!」


 勝てないからってヤジが酷すぎる。

 俺は周囲にいる男達に向かって走り、


「勝手に!」


 ドカッ!


「突っ込んで来て!」


 バコッ!


「卑怯者ってなんだよお前等ー!」


 ドコーン!


「「ぎゃあああ!」」


 何人もの男が巻き込まれ倒れていく。

 しかし、全員を倒せた訳ではなく何人かがレイちゃんの所へ向かう。

 あ〜あ。

 俺が相手してる内は怪我だけで済んだのに……。

 そう思っているとレイちゃんが大声で、


「きゃー!おじさん達臭い!近寄らないで〜!!!」


 バチバチバチバチ!!!


「「「あばばばばばば!」」」


 レイちゃんの電撃をくらい、真っ黒になった男達が倒れた。

 周りが落ち着いた所でオリヴィアがこちらに来て、


「そっちも終わったか。やっぱいつ来てもバカ共ばっかりだなここは!」


 そう言い、ニコニコとオリヴィアは機嫌良く辺りを見渡す。


「ははは!いいストレス発散になるぜ!」

「お前等逃げろー!」

「「「ひぃぃぃ!」」」


 男達は一斉に逃げて行く。

 ふぅ〜。

 俺はため息をつき、


「オリヴィア。一応聞くが、怪我とかはないか?」

「こんな奴ら相手に怪我なんかする訳ねえよ。」

「そうだな。レイちゃんは?」

「大丈夫だよ!心配してくれてありがとロイ兄!」


 ギュー。


 レイちゃんが俺の腕に抱きつき、


「ロイ兄は怪我はない?」

「あぁ。俺も全然大丈……。」


 ゴン!!!


「ちょうど今怪我したよ……。」

「ふんっ!私の前でイチャつくんじゃねえよ!」


 オリヴィアが急に不機嫌になり、銃で俺の頭を殴ってきた。

 えぇ〜。なんで〜。

 レイちゃんがオリヴィアの方にプンプン怒りながら行き、


「オリ姉!仲間を叩いたらダメなんだよ!」

「叩きたくなる時もあるだろうが!」

「それでもダメ!仲間を叩くんなら敵をぶん殴った方が楽しいよ!」

「……それもそうだな。お前結構頭良いじゃねえか。」

「えへへ〜。そうかな?」

「私が言うんだ。間違いない!」


 そう言い再びレイちゃんの頭をグリグリと撫でるオリヴィア。

 もしかして意外と相性が良いのか。

 会話の内容については触れないようにし、俺は仲が良さそうに見える2人を眺めていた。




 アンノウンとある場所……。


「ボス!お話したい事が……。」


 部下の男がボスの寝室の扉をノックしアポをとる。返ってきた返事が、


「あぁ?俺様は今忙しいんだよ!」

「すいません!しかし、急ぎで報告する事が。」

「ちっ!話せ。おら!お前は動いてろ!」

「あぁ!」


 と、女性の喘ぎ声が聞こえてくる。

 そう。ボスと言われた男は現在、寝室で女性を抱いている所だった。

 部下の男はまたか、と頭を抱えたがボスの女好きは昔からなので気持ちを切り替えて話を続ける。


「ボスが探しているオリヴィアという女性によく似た方がアンノウンに入ったと連絡がありました。」

「……なんだと?」


 寝室から音や声が聞こえなくなり、ボスの声が聞こえた。


「それは本当か?」

「はい。ボスが言われていた、赤い髪色で銃を扱う女性。その特徴と一致します。」

「そうか……。くくくっ、やっと来やがったか!」


 ボゥッ!


「ぎゃあああ!!!」


 急に女性の叫び声が聞こえ、肉の焼ける匂いが部屋から漂ってきた。

 部下の男はうっ!と鼻を抑え顔を顰めていると扉が開き、


「オリヴィア〜。今日こそどっちが強いかハッキリさせてやるぜ〜。ひゃはははは!!!お前の爆発なんざ俺様の足元にも及ばねぇよ!」


 狂ったように笑うボスの後ろには真っ黒になった女性と思われる物が転がっていた。





本日もありがとうございました(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコ

今、連続投稿出来るように執筆のペースを上げています。

頑張って執筆中なので、もう少々お待ちください。(笑)

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