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出会い 2

 では、2話目を投稿させてもらいます。


 1話目はどうでしたか?


 気になる点や誤字があればぜひお待ちしております。



 オリヴィアに仕事尋ねても教えてくれない為、何故憲兵に追われているのか聞いてみる事にした。


「何で憲兵に追われてたんだ?」

「あー、たぶん私がこの街の賞金首リストに載ってるから?」

「間違いなくそれでしょ。」

「ははは!そうかもしれないね。」


 追われてる理由をまるで気にしてない様にオリヴィアは笑いながら答えた。

 こいつお尋ね者かよ!

 でも、昼間にあんな爆発させたりしてるんだからお尋ね者になっても仕方ないよな?


「まあ細かい事はいいじゃねえか。今からアジトに向かうよ!ここから近いからちょうど良かった。」


 ついて行っても良いのか非常に不安だが、今のところ行く所もないし、まず街の事を何も知らない以上選択肢はなかった。




 アジトに向かって歩いていると、周りの景色の異常さが浮き彫りになってくる。


 武器を片手に歩いている者。

 酔っ払っているのか、ゴミ捨て場をソファー代わりに寝ている者。

 周囲に注射器を巻き散らかし、ぼーっと空を見上げている者。


 え?なにここ?本当に同じ街なの?

 あまりもの変わりようにオリヴィアに尋ねた。


「オリヴィア、俺達いつの間にか違う街に行ったのか?」

「お前バカなの?同じ街に決まってるじだろ!」

「うるせえ。さっきと全然違うじゃねえか。」

「あんたと会った所は商業街。ここは貧困街。クソ共の溜まり場だよ。あとは、貴族街ってのがある。ほら、上を見てみろよ。あの高い所に住んでるのが貴族様だ。」

「へぇ。あそこか。」

「そう。いつも私達を上から見て満足してるのが貴族って奴だよ。」

「え?」


 そう呟いたオリヴィアの目は、とても冷たい目をしていた。それを見た俺はゾッとし思わず目を逸らした。




「さあ着いた!ここが私のアジトだ!」


 ここがアジト……。ってこのボロ屋が?

 お世辞にも綺麗とは言えず、今にも崩れそうな家の前でオリヴィアはアジトに着いたと笑顔で言った。


「ボロボロって思っただろ?まあ着いてきなって。」


 オリヴィアと共に中に入ると……。

 やっぱりボロボロだった!

 期待を裏切って中は綺麗だと信じたかったよ。

 オリヴィアは家の奥に入っていき、それについて行くと下に降りる階段があった。

 階段を降りた先は、上の階のボロ屋とは比べものにならない程綺麗にされており、偽装しているのだとすぐにわかった。


「遅いぞオリヴィア。仕事中にどこで遊んできたんだ。」

「悪いってゴードン。楽しい楽しい鬼ごっこをしてきたんだ。」

「無事に仕事が終わってるのならまあいい。ところでそっちの坊主は誰だ?」


 スーツ姿で書類を書いている男、ゴードンがそう尋ねてきた。


「こいつはロイド。今日街に来たばっかりの奴だけど、面白い異能を使ってたから拾ってきた。」

「ふぅ〜。お前が拾ってくるのは大抵まともじゃないからな。」


 ため息をつきながらゴードンは書類を書く手を止め、こちらに向かって歩いてきた。

 近くで見るとスーツで隠しきれない鍛え上げられた肉体が目につく。

 この街の男はみんな筋肉を愛してるのか?俺もこうなってしまうのだろうか。

 そう考えている俺の前にゴードンは立つと右手を出し、


「ここのよろず屋を纏めているゴードンだ。よろしくロイド。」

「あぁ……。よろしくゴードン。」


 この人絶対事務仕事向きじゃないよ。完全に現場向きの人だよ。

 そう思わせる迫力がゴードンにはあり、思わず1歩引いてしまった。


「ははは!ゴードンにビビってやがる。初対面の奴はだいたいビビるから気にすんなロイド。」

「うるせえ。ところでよろず屋って?」

「オリヴィア。仕事内容を伝えて仲間にするから連れてきたんじゃないのか?」

「いや?面白そうだから連れてきただけ。」


 ……おい。

 ゴードンと俺は同時にはぁ〜とため息をついた。ゴードンはこちらを向き、


「君とは気が合うかもしれんな。」

「そうですね。」


 と、謎の意気投合をした。


「話は戻るが俺達がやっているよろず屋とは、合法非合法問わず客から依頼のあった物を仕入れ、それを届ける仕事だ。」

「なるほど。それでオリヴィアは賞金首になってるんですね。」

「あいつはそれだけが理由じゃないがな。」

「それってどういう……。」

「ただの暴れすぎだ。」


 薄々気付いていたが、改めてゴードンからそう伝えられ俺の中でオリヴィアは破天荒娘と認定された。


「仲間になるかならないかは置いといてどうだろう?一度一緒に仕事をしてみないか?」

「……そうですね。やってみます。」

「いい返事だ。仕事ができる奴の第1歩目は即断即決だ。」

「はぁ……。そんなもんなんですかね?」

「そうだ。」


 ゴードンと話をし、一度仕事に付き合うことにした。




 これにて、2話は終わりです。


 ロイドとSG商会が出会いこれからどんな物語を作り上げていくのか。


 街の悪党共に飲み込まれるのか!


 はたまた、一躍トップの座を取ることが出来るのか!


 次からは癖のある依頼が舞い込んできます。


 お楽しみください。

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