四季の神国
深き谷の精霊にさそわれて みどりの君は消えていく
冬の女神が目覚めしときに 君の吐息は宝玉となろう
記憶のかすみが足元を隠し 氷がするどい嘆き声をあげる
金の衣は重すぎて 銀の衣は冷酷すぎる
再生の道を進むのならば すべてここで脱ぎ捨てなさい
春の乙女が花のかんむりを授け 甘美な香りがその身を包む朝をのぞみながら
目を開き耳をすませば こぼれる涙は消えていく
新たな瞳は井戸の底から輝く星を宿し
踏み出す足は 地にたしかな跡を残すだろう
深き谷の精霊にさそわれて みどりの君は消えていく
冬の女神が目覚めしときに 君の吐息は宝玉となろう
記憶のかすみが足元を隠し 氷がするどい嘆き声をあげる
金の衣は重すぎて 銀の衣は冷酷すぎる
再生の道を進むのならば すべてここで脱ぎ捨てなさい
春の乙女が花のかんむりを授け 甘美な香りがその身を包む朝をのぞみながら
目を開き耳をすませば こぼれる涙は消えていく
新たな瞳は井戸の底から輝く星を宿し
踏み出す足は 地にたしかな跡を残すだろう
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