表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

四季の神国

作者: 奥田 繭

深き谷の精霊にさそわれて みどりの君は消えていく


冬の女神が目覚めしときに 君の吐息は宝玉となろう


記憶のかすみが足元を隠し 氷がするどい嘆き声をあげる


金の衣は重すぎて 銀の衣は冷酷すぎる


再生の道を進むのならば すべてここで脱ぎ捨てなさい


春の乙女が花のかんむりを授け 甘美な香りがその身を包む朝をのぞみながら


目を開き耳をすませば こぼれる涙は消えていく


新たな瞳は井戸の底から輝く星を宿し


踏み出す足は 地にたしかな跡を残すだろう



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 本音で言うと、よく分かるとは言いにくいんですが、 言葉が綺麗で、四季の移り変わり? みたいなイメージが何か この世の真実?を語っている、 黙示録?みたいな感じがいいと思いました。 [一言]…
2019/10/12 15:02 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ