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逆風ノーリターン  作者: チェレ
2/2

ちょっとセンチメンタル

とりあえず、仮病を使ってしまった為、部屋以外には出にくいな……

懐かしい部屋の中を調べていく事にした。


まずは定番の勉強机だよね!!

「あ、小学四の頃なんだ、懐かしい教科書!筆箱もある!!」


鏡付きのお気に入りの筆箱だ。香り付きカラーペンが大量に出てきた。かなり流行っていたのだ。


「勉強とか…何年もしてないけど大丈夫かな?

まぁ、なんとかなるか!」

私は無駄にポジティブだと良く周りから言われてたけど、多分こういう事なんだろうな…


ペタペタ歩き回りながら見ると、大事にしていたネコのぬいぐるみや、良く着ていたワンピース、

塾の鞄、私が大事にしていた物たちでこの部屋は溢れかえっていた。


「…寝るか。」

そろそろ母が薬を持って来るかもしれないから。

私はこれから何色にも染まってない10才にならなければいけないのだから。




コンコン

「椿、どう?

あら、寝てるのね。」


静かにドアが閉められた。


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