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ミミタンのケーキ

 ミミタンはケーキが大好き。

 いつだってお家より大きなシュークリームや、幼稚園のプールより大きなティラミスを夢見てる女の子。

 ある日ミミタンの目の前に、大きな大きな、山ほど大きなショートケーキが出現。

 ミミタン大喜びで突進。気分はもうパラダイス。

 いっただきまーす。ガブ!!

 大きなお口でまずはスポンジから頑張って頬張るミミタン。お味はどう?

 ・・・あれあれ?何で泣きだすの?

 思ってたのと違う!甘くない!

 そりゃスポンジだもの。頑張ってクリームの所まで行かないと。

 頑張るミミタン。奥へ奥へとスポンジを食べて進むこと8時間。お腹はもうパンパン。

 やった!甘い匂いがするわ!…キャー!!

 そのとき、土台を食べ尽くされたケーキはペシャリと崩れてしまいましたとさ、おわり。


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