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それでね①
シュウと実咲が立てた作戦の実行は、
それから間もなくであった。
授業終了直後の昼休み、
学食に向かう。
毎日、カレーライスである。
毎晩、陽子が気合を入れてフルコースを用意するため、
庶民的なものが食べたいと思うのと、
某・元野球選手のルーティーンの模倣である。
入籍を発表したにも関わらず、
相変わらずぞろぞろと女子生徒たちが私についてまわる。
いつものことだが、困ったものだと思っていた。
階段の横を通りかかったら、
右斜め上方から素っ頓狂な声が聞こえてきた。
「いたいた!
リコちゃーん!
2階まで探しちゃったよ~。
お弁当、一緒に食べよう~。」




