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微妙な変化が大きな一歩⑦
私の『辺境クラブ』の番になった。
例によって、嬌声が耳に響きすぎる。
さっさと終わらせたい。
かといって、部員が一人も集まらないという事態も避けたい。
どうする?
「変な名前のクラブですが、
勉強にもならない、勉強未満だから『辺境クラブ』です。
とりあえず、英語検定や数学検定の勉強の仕方などに取り組みます。
興味があったら、クラブ室に来て下さい。」
長々と語る必要はない。
さっさと降壇したのだが、
例によって悲鳴と嬌声、
何を言ってもウケるというこの状況、
困ったものである。
放課後は例によって執事シュウが車でお出迎え。
車中でシュウが言った。
「ご提案が2つ、ございます。」




