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さらに邁進④
駐車場に入り、ドアを開けて降り立つ。
シュウも車から降りて、私を見送る。
「なんだ、この人だかりは? 」
『群衆』、と言ってもいいだろう。
校舎の窓から、
屋上から、
そして地上には女子生徒のみならず、
男も女も、
年齢関係なく、
集まっている。
警察官の方々も動員され、
地上の『群衆』が我々になだれ込まないように
立ちはだかって、監視体制をとっている。
以前、小山駅から大行寺キャンパスまでで見た光景だ。
「リコ様、あなた様は栃木県一の有名人です。
大学生時代には登校の御様子などが写真撮影され、
SNSなどで拡散され、
今や全国レベルでその名が知られております。」
「困ったものだな。
たかが一個人の通勤でこれほど騒ぎになるとは。」
「こうなることがわかっていたので、陽子は連れてこなかったのです。
ますます混乱が生じますから。」




