表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/474

邁進⑥

 「答えは決まっています。」アタシは答えた。


 「当日はスーツで行きます。


  『時と場に応じた服装』をキーワードに、


  生徒や同僚、自分に対しても『柔軟』であることをアピールしてきます。」



 「パーフェクトだ。自信持って行ってこい! 」



 太郎吉先生は滅多に褒めない。


 その先生が「自信を持って行ってこい! 」と送り出した。



 これほど勇気づけられることはない。




 やっぱり、1次試験とこの面接での服装の違いを面接官は指摘してきたが、


 想定された問いだったので、動揺はなかった。



 ただし、『あの服装』も、単なるコスプレではなく、


 イギリス直輸入のれっきとした『正装』であり、


 普段に着る10着に加えて、予備に10着、


 さらに予備がなくなったとき用に10着の用意があることも述べておいた。



 太郎吉先生はさらに、こうも言っていた。


 「1次を満点通過した者の服装が気に入らんと言って落としていたら、


  優秀な人材を他業種に流出させてしまうだろ?


  そんなアホをあいつら面接官がやってみろ、


  すぐに降格処分じゃよ。



  『落とせるものなら落としてみろ』くらいに開き直っていい。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ