百合好きな男が実際に異世界に転移するとどうなるか　　〜〜周りの美少女たちの様子が予想と違うんですけど！？〜

　とりあえず一話だけでも呼んでくれるとありがたいです。

　思春期真っ盛りの男子高校生にして無類の百合好きの主人公、皇煉(すめらぎ れん)。ある日、幼馴染と高校への登校途中に不運にもトラック事故で異世界「アスセーナリア」へ死後転移してしまう。初めは困惑が頭を埋めつくしていたが、聞けばそこは明らかに地球とは常識が違う。……つまり煉が転移したのは異世界だった。しかもその世界には魔獣・魔族と呼ばれる人類の敵が存在し、魔法や身体的なポテンシャルを多く秘めた者達は学園に通い、それらの脅威に抗う術を身につけ、人々を守ることが使命とされていた。彼女達の仕事が危険な分、彼女達の生活は保証され、政府からは様々なサービス・恩恵を与えられる。「アスセーナリア」に住む男達は魔法・身体能力的にも潜在能力は低く、女性たちより軽視されてきた。そして、高い潜在能力を秘めた優秀な子孫を残すため、女性同士でも子(主に性別が女子)を作れるような医術まで発展した。しかも女性同士の恋愛結婚も世界の主流となってきた。となると自動的に男の数は少なくなる。そこで政府は男性の保護をするよう命じる世界条約を締結させた。しかしその結果、傲慢で横暴な男性を増やしてしまうことにつながり、世界各地で度々暴動が怒るようになっていた。徐々に世の女性の多くは男性を嫌うようになっていった。それを聞いた煉は……「最高じゃん！」……彼は桜より百合(人間関係)が好きな高校生だった。しかし、ひょんなことから彼が彼女達と同等以上の潜在能力能力を秘めていることが発覚し、彼女たちと同じ学園に通うことになってしまう。出来れば自分以外のことには干渉せずに百合を鑑賞したかった煉だったが、外見とは違う彼の人間性に惹かれ、気がつけば煉の周りには美少女たちが集まってくる。「「「「なんで男の俺なの！？」「アナタ／お前／レン(くん)だからです／だ／だよ！！」」」」……とはいえ総勢各学年数百人が通い、全校生徒が四桁を超過する世界最高峰の学園には彼以外に男はいない。つまり、煉は百合ゲーで言う、場合によっては死亡フラグも有り得る『お邪魔キャラ』なのだ。死亡フラグを回避するため、そして、美少女達を守り、彼女達の行く末を見守るために真面目に学園で努力することを決意した煉。彼の異世界生活はどうなるのか！？

　※幼馴染もそのうち参加します。