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71. 答え合わせ④

「失礼しますハイエル様。剣聖が面会を求めています」


「分かった。通して構わないよ」


国王専属メイドのレイナはハイエルと剣聖の面会のため散らかっていた部屋を整理する


「失礼しますハイエル様」


「剣聖か・・今日はどうした」


「実は──」


剣聖はマルコスを呼び出し先程の状況を説明する


「そうか・・・本当の敵は不死者の大王」


ハイエル王は突然の展開に驚きつつもおおよそを理解した


「敵は丁寧に準備をして私たちを迎え撃つでしょう」


「どうするのがいいのか剣聖」


「はい、奇襲が得策かと・・・」


相手は計画通りに行ってると思いカミヤという場所で準備をしているだろう。なら、直接キラリス国へ奇襲を仕掛ければいい


「マルコスの証言によって私たちの戦争の大義ができます。他国の協力も得られるかと・・・」


「そうか、なら早速戦争の準備を」


「はっ」


剣聖は戦争の準備をするため騎士団へと向かった。ナバルの仇討ちができる。それがアリウスにとって大きなことだった







「おかえり~レナちゃん」


「はい、お疲れ様ですアリス様」


ここはノルン共和国の商業都市にある大企業ニーホンだ。アリスはレナからの結果を待っていた


「どうだった?」


「はい、アリス様の計画通りに。しかし・・・」


レナは報告と同時にこのような結果になった理由が分からず頭を抱えている


「どうしてマルコスという男はあんなでたらめを言ったのですか」


剣聖によって契約魔法が解除され、マルコスはアリスの指示に従う必要はなかったのである。なのに、剣聖を欺いたマルコスの行動はレナを困惑させた


「マリちゃんは分かったー?」


アリスはレナの疑問をマリへと振る


「はい、マルコスという男は契約魔法ではなく単純にアリス様との口約束に従ったのですよね」


「ピンポーン正解だよ」


「え~レナわからないよお~」


レナだけ分からず頭を抱えている


「アリス様は口約束で、裏で魔王カザリスが糸を引いていると嘘をつくように約束したんだよ」


え~分からないというレナに対しらしぶしぶマリは説明を続ける


「契約がなくなっても約束を破れなかった。思い出してレナ」


「あ!裏切ったら仲間のダニエルが死んじゃうのか」


やっとレナも分かったと頷いた


剣聖は契約魔法の解除に満足したせいで、大事な部分に気づくことができなかった。マルコスは人質を使って脅されているということに・・・自分の力を過信しすぎた結果が王国はキラリス国の奇襲をすることになった


「剣聖ってバカなんだね」


「レナも大差ないだろ」


「お姉ちゃんのいじわる~」


アリスでは不老不死のカザリスに勝てるか分からない。だからこそ──大英雄──を持つ剣聖にカザリスを討ってもらう。それが今回の計画の目的であった



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