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68. 答え合わせ①

魔王カザリスの統治するキラリス国は無法地帯を挟んでカミヤ国の南側に位置する


「ん・・なんだ」


正午ごろ、突然城が揺れだし外から騒がしい声が聞こえる。昼夜逆転のカザリスにとって昼間に起こされるのは辛い


「誰だよこんな時間に・・・」


無法地帯と間違えて冒険者たちが国に侵入してきたのだろうか


ふつう魔王に勝てる可能性のある冒険者など手で数えるほどしかおらず、喧嘩を売ることは死に等しい行為だ


「は・・・」


ただ予想外にもカザリスの目に映ったのは王国の旗だった






「って今驚いてる頃じゃないかな」


アリスは皆の方を向いて得意げに話す


「アリスさんよ・・なにさらっととんでもない事言ってるの」


理由は分からないがアリスの言う通りなら今キラリス国はライン王国に奇襲を受けているのだろう


「アリス、私その話は初耳なんだけど」


ルミナはアリスからキラリスと協力して王国を撃退したい。そう言われて同盟を結びに行った


「アリスさんでしたよね。これは魔王間での国際問題になるかなー」


ナナもこの真実にアリスを非難する。人間と戦争をするならまだしも魔王を貶めるのは大きな問題だ


「まあ焦らないでよ、話は続くからね」


アリスはポケットから小さな機械を取り出し、みんなの方に向けてスイッチを押す。どうやら録音された音声のようだ


「これは・・・」


皆は信じられないというような驚いた顔をしている


「どういうことだよ、カザリスってやつがルミナの国を滅ぼした原因だったのか」


音声にはカザリスとベノムという男との会話が録音されていた。魔王カザリスが魔人協会とつながっていたという事実に場は凍り付く


「なんで・・・」


信頼していた魔王に裏切られたとルミナは失望している


「なんでアリスがそんな音声を持ってるんだ」


スグルの質問に周りも同調する


「魔王カザリスと同盟を結ぶ際に送った兵士の死体内部に盗聴器を仕掛けたんだよ」


「とーちょーき?」


スグルとアリス以外は盗聴器を知らないので機能をある程度説明した


「同盟を組んだのはそもそも内部情報得るためだったのか・・・」


スグルの言葉を機に皆も納得し始める


「で、王国とキラリスを戦わせてどうするの」


「カザリスに死んでもらうの」


ルミナの疑問にアリスは即答した


「アリスじゃおそらく勝てないからね。剣聖に倒してもらうのがこの計画のラストだよ」


アリスは自身の力を理解し、危ない橋を渡るよりも安全で確実な方法を取った


「そしてこの計画の始まりは──」


アリスはその全貌を話し始める。それは常人ではできないようなそんな計画だった


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