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59. 専属メイド レイナ

「今日の予定はどうなっている」


ハイエル専属メイドのレイナは予定表を確認する


「はい、本日のハイエル様のご予定は先日のクエスト騒動の報告書作成、戴冠式における準備及び業者の手配の確認、夕方にS級冒険者パーティー ホワイトソードとの面会、コロニアス王の葬儀の招待状確認です。時間の決まっている面会を除くと、今からやるべきことは3つです。どうなさいますか」


どの件も規模が大きく時間がかかりそうだ。父上がこのような仕事を一人でやっていたことを想像すると、父上の偉大さを痛感する


「まだ慣れていないからレイナ、手伝ってくれるかい」


「はい、かしこまりました」


レイナは書類を整理し、机上に必要なものだけを置く。そして、手際よく様々な案件を分類わけしハイエルが処理しやすいように効率化させる


「なあ、このニーホンってのはなんだ」


ハイエルは書類の中に珍しい名前の企業を見つける


「はい、こちらのニーホンは様々な商品を扱っており今後重要となって来るであろう武器の搬入もこちらで行うべきかと」


「なるほど」


何となくだが分かったかのようにハイエルは頷いた


「では、仕事を始めます。重要なこと以外はこちらで処理いたしますがよろしいですか」


「ああ、構わないよ」


ハイエルは専属メイドのレイナにほとんど仕事を任せてしまった







龍の都イビルスに帰還したスグルはダンジョンでの状況を説明した。しかし、急に顔色を変えた魔王ロキによって取り押さえられてしまった



「おいっ、ここから出せって」


周りには誰もおらずシーンとした空気が流れる


「全く意味が分からない」


アリスのことが心配だから戻りたいと言ったら急に拘束されて牢獄に入れられてしまったのだ。ここは薄暗く、ひんやりと肌寒い。おそらく地下なのだろう



「すみません。スグル様。ロキ様のご意向とのことで」


リオがスグルの様子を伺いに来た


「意味が分からねーよ。説明しろ」


こんなところで道草を食うわけにはいかない。大事な時に妹の傍にいてやるのが兄だろうが


「これはカミヤとイビルスの外交上の問題なのです。情報収集後、おそらく戻ることができるので待ってもらえませんか」


「ふざけんな、だったら自力で──」


手にはめられた拘束器具を無理やり外そうと試みるだ、自力ではどうにもならない。




「まあ待て、奴隷」


突如現れたのは、この国の魔王ロキである。何やら重苦しいい雰囲気を漂わせている


「お前を一度カミヤに帰そう」


俺をこの牢獄に閉じ込めた張本人の口から思わぬ言葉が出てきたことに驚きを隠せない


「あ・・ありがとう。で合ってるのかなこれは」


さっきまでの態度と打って変わって今度は感謝の姿勢を見せている


「今日中には送るが、その代わり少し時間をくれ」


「分かったよ」


どうやらロキからの大切な話があるようだ。それも俺を外交上の取引で使った理由について


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