第62話 ゲームセンター
そんなこんなで、格闘技を魔法を使ってやりたい!
という人たち向きに、ゲームセンターを作ることにした。
まずは、市役所の駅から、山にトンネルを作って、秋ヶ原駅を作った。
秋ヶ原駅の前に
えい!と大きな建物をイメージした。
~ドドドドー~
四角い建物ができた。
中に入ってみると、とても広い。
まずは、格闘ゲーム機。
と思い、円形にテレビを10台くらいつるし、その台数分だけ、VRを設置した。
「これで、10人同時にゲームができるぞ。」
試しにやってみた。
VRのゴーグルをかぶってと。
~ピーン!~
ゲームを始めますか?
→はい
いいえ。
はいを選択した。
対戦を始めますか?
→はい
~テレッテレーン~
~ファイット!~
バンチ!パンチ!
ボコッ。
お、火の魔法を打たれた!
ガード。
じゃあ、俺は雷の魔法だ!
「ライティング!!」
バリバリバリ!!
~キラリーン~
ち、治癒魔法だと!?
むむむ。
ボコッ。
このままだと、やられてしまう!!
よーし、こっちも!!
~キラリーン~
治癒魔法だ!!
火の魔法使えるかな。
「ファイアー!!」
ズコン!!
相手が火だるまになった。
KO!!
勝った~!!
やった~!!
と喜んでいるところで、
~トゥルルルル~
と電話がなった。
「はい!」
と電話に出ると、画面にはひじりさん、かぐや、ムーンが写っていた。
「ゲームセンターできた?」
「はい。」
「もしかして、一人で楽しんでた?」
「は、はい。楽しんでました。」
『ずるーい!』
と後ろのほうから、かぐやの声が聞こえた。
「あ、一緒に来ればよかった、かな。」
「じゃあ、今から、そっち行くよ。」
~シュン~
と、かぐや、ひじりさん、ムーンがやってきた。
「わーい!ゲームだ!!」
かぐやがすかさず、VRのゴーグルをつけた。
あ、ムーンもつけるのね。
ひじりさんも装着した。
みんなで対戦することになった。
~キラリーン~
「雷の剣降臨!」
と、ひじりさんが叫んだ。
「わんわおーん!!」
シュッシュッと、ムーンも蹴りを連発している。
「出でよ。氷の氷柱!!」
かぐやから攻撃を受けた。
「わぁ!!」
一撃でヒットポイントがなくなった。
「ひじり様、ムーン!行きますわよ。」
ムーンが、氷柱の攻撃を避けている。
「カキーン!!電光石火!!」
ひじりさんが雷の魔法を放った。
「きゃー!!」
「わおーん!!」
ひじりさんの勝利だ!!
「ひじり様には勝てませんわ。」
「わおーん。」
かぐやはあきらめ気味に。
ムーンは悔しそうにしていた。
「ふふん。かかってきなさい。」
ひじりさんは得意そうだ。
「すごい、広く作ったんだね。すぐるくん。」
「はい。他のゲームも置くかなと思いまして。」
「あとはどんなものを置く?」
「卓球とかはどうですか?」
「いいね。」
「卓球?ですか。」
「そう。卓球。」
「やってみる?」
「はい。」
卓球場も作ることにした。




