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第4話 小さい神様1
ふと、鞄の中を見るとPCが入っていた。
あと、ガラケーの携帯。
茶色い岩肌に、コンセントの穴が…。
ありがたく、差し込んだ。
PCの電源をつけると、
うわっ!!
真っ白な光に画面が包まれ、小さな可愛らしい女の子がそこにいた。
「こんにちは。」
「わぉ~ん。」
「こ、こんにちは。」
おれはビックリ。
「私は、神さまです。」
えっへん!
「わん!」
え?知り合い?
「その子は、私の遣いです。」
驚く俺に、
「ワン!」
と一声。
「えっと~、神さま?どうして?これ、夢?」
「今は、夢ですかねぇ。今は。実は、、、」
「実は?」
「あなたが住んでいる地球が、核爆弾とか、大変な武器をお持ちでしょ?だから、他の神様が、地球の他に良い惑星を作っておこうと。」
「それで?」
「私をお創りになりました。」
その少女は言う。