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第30話 畑と川とプール

「おっきいなー!」

赤い屋根の家へ着くと、リビングの広さに驚いた。

「畑はどうするの?」

「そうですね。えーっと。」

えい!と念じてみた。

~ザザザザ~と一面畑になり、水も必要かなと、川とついでにプールも作っておいた。

「わ~、すぐる、何を植えるんですか?」

「あ、そこまでイメージしてなかった。」

「イメージしてごらん。」

とひじりさんに言われてイメージしたが、何も起こらなかった。

「まぁ、植物は種からだから、これからがたのしみってことで。」

と、ひじりさんがウインクした。

「川もプールもあるな!」

「あ、カボスと大豆畑もイメージしておきました!」

「お!でかしたすぐるくん。全部が全部魔法みたいに揃えるより、こちらの方が楽しいもんな。」

「もう、これは、魔法みたいなものですけどね。」

俺は、少しあきれたような、でも、希望に満ちたとゆうか、これから何をしようかとワクワクしていた。

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