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童話【居眠り姫と王子様】

【いねむりひめとおにいさま【プロット版】】

URL

https://ncode.syosetu.com/n1375fh/

 昔むかし、ある国に。


 【居眠り姫】と呼ばれる、それはそれは美しい1人の姫が居ました。


 国で1番の美しさを持つ居眠り姫の美貌は、国のあまねく場所に知れ渡るようになります。


 そしてその噂は海を越え別の大陸へと。


 山を越え別の国々へと。


 居眠り姫の美しい容姿と共に知れ渡るまでになりました。


 居眠り姫の美しい姿を一目でもいいから見ようと、危険な大海原に船を出し。危険な獣達が住んでいる山を越え、遠くの国々から、沢山の王子様達がやってくるほどでした。


 本当に美しい居眠り姫は、そんな王子様達に会い遠くの国々のお話を聞くのが大好きになっていきました。


 だけど、居眠り姫はいつもお話の途中で寝てしまいます。


 それもいつも決まって、王子様達のお話しが佳境に入ろうとすると眠りについてしまうのです。


 居眠り姫の寝顔はとてもとても美しかったので、お話の途中で寝られてしまった王子様達も、居眠り姫の事を怒る事も無く、美しい寝顔が見られて、満足して帰って行きます。


 ある日、居眠り姫の事が大好きな王子様達や貴族達が集まって、お話をしました。


 居眠り姫にお話を最後まで聞かせてあげたい。


 大冒険の活躍のお話を聞かせてあげて、驚いたりしている、居眠り姫の顔を見てみたい。


 きっとそんな顔も美しいのだろう……と。


 そうして、この国の王子様を始め貴族達、居眠り姫の美しさを聞き付けて、わざわざやって来た王子様達は、居眠り姫の【居眠り病】を治してあげようと決めたのです。


 ある国の王子様は、自分の国で1番賢い【賢者】の元に。


 ある貴族は、山の頂上に暮らす長生きのドラゴンの元に。


 沢山の王子様や貴族達が、居眠り姫の【居眠り病】を治す為に、世界中を駆け回りました。 


 それでも、誰に聞いても居眠り姫の病気を治す方法が見付かりません。


 そんな時……この国の王子様が大冒険の末に妖精の女王の元へとたどり着きました。


 王子様は、妖精の女王に聞きました。


 居眠り姫の【居眠り病】を治す方法を知りませんか? と。


 妖精の女王は、王子様に言いました。


 私は居眠り姫の【居眠り病】を治す方法を知っています、居眠り姫は元々は人間では無く【花の蜜】と【月の光り】から生まれた妖精なのです。


 居眠り姫の【居眠り病】を治す方法とは、居眠り姫を妖精から人間にしてあげれば、病気は治ります。


 居眠り姫を妖精から人間にするには【世界樹の花の密】に【月の小石】を溶かして出来る蜜を飲ませると、居眠り姫は妖精から人間に変わり【居眠り病】も治るでしょう。


 治す方法がある事を聞いた王子様は、妖精の女王に尋ねました。


 その2つはどこにあるのですか? と。


 【世界樹の花の蜜】は世界の南の果てにある、大森林の真ん中に世界樹が生えています。


 【月の小石】は世界の北の果てにある、万年氷の中にあります。


 どちらも手にするには、大変な苦労と困難が待ち受けていますよ。それでも、あなたは居眠り姫の為に行きますか?


 王子様は、妖精の女王にお礼を言って、居眠り姫の病気を治す為に必要な2つの材料を探す旅に出ました。


 南の果ての大森林では、森の王であるエントと戦い。


 北の果てでは、冬の女王の出す問題を解決して。


 王子様は見事に、2つの材料を手に入れました。


 国に帰った王子様は、さっそく居眠り姫に病気が治る薬を飲ませます。薬を飲んだ居眠り姫は、まばゆいほどの光を体から放ちました。


 そして、居眠り姫の【居眠り病】は治ったのです。


 その後、居眠り姫は、病気を治してくれたこの国の王子様と結婚して、末長く幸せに暮らしました。


 


 

 


 

 

 

↓↓↓に本編へのリンクが貼ってあります。

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