登場人物
海成梵
横浜市で暮らす14歳の少年。実の両親は行方不明であり、里親のもとで暮らしているが、彼らから毎日のように虐待を受けている。そのため人とのコミュニケーションが苦手で、学校でも激しいいじめに遭っていた。
そんなある日、突如としてドラゴンの能力が覚醒。いじめの主犯である同級生を殺害して逃亡する。
青いドラゴンに変身する。
式条美咲
14歳の少女。不審者に誘拐されかけたところを偶然梵に救われ、それ以来彼に協力する。
永代雪也
長野県に住む14歳の少年。ドラゴンの能力を有しているが、長らく普通の人間として生活していた。自分と同じ能力を持つ者に出会うのを夢見ている。
白いドラゴンに変身する。
永代和彦
雪也の祖父にして、育ての親。
永代智子
和彦の妻。
式条憲一
国防陸軍中佐にして、美咲の父親。ドラゴンとなった梵を追跡する。軍人としては優秀であるが、美咲との関係は良好とは言えない。
木原勇
国防陸軍中将。部下である式条を何かと気にかけている。
富士田承之介
未知の脅威を追う秘密組織「サーガ機関」の科学者。幼い頃に火事で家族を喪っており、彼自身も全身に火傷を負っている。ドラゴンに並々ならぬ執着を持つ。
朝霧葉月
サーガ機関に所属する若い女性。富士田の助手を務めている。