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第7羽「狂った黒と純粋な白」

「やめときなさい絶対後悔するわ」

「そんな事ない僕はね、あそこで心が壊れる程の罰ゲームを受けてみたいんだ。」

こいつ頭がいかれてるの!?あんな罰ゲームを受けたいですって!自ら死にに行く様なもんじゃない!

「あははっ今頭おかしいなこいつって思ってるでしょ」

「僕はねこの退屈な毎日に飽き飽きしてるんだよ」

「朝起きてご飯食べて学校や仕事に行く」

「そして帰ってきたら家でダラダラそして寝る」

「なんて腐っているんだ!希望も絶望もない!君もそう思うだろ?」

「でもねえ昨日たまたま見たショーのおかけで僕の生きる希望が見えたんだよ」

「人と人が戦い負けたら罰を受けるそしてそれが自分の精神が壊れるまで続く」

「僕も一瞬怖いと思ったさでもどんどんその恐怖に飲み込まれていってね」

「そこで僕は絶望をしったんだ!」

「絶望の恐怖に打ち勝って希望を勝ち取る」

「とても生きている気持ちになれる気がするんだ!」

「ねぇだから相澤さん僕をゲームに出してよ」

・・・やばい、こいつは心の声が聞こえない。

何考えてるのか分からない!こいつの狂気じみた笑顔を見ると私までどうにかなってしまいそう。

頭が痛い、ジワジワと痛みがまして、頭を何かに支配されそうだ。

「それは出来ねえよ」

「えっ?なにこれ?鳥なのかな?」

「お前には俺みたいなブキコットも居ねぇそして能力もわかんねぇ」

「だからムリだ」

「それが出場条件なんだね?君みたいのはどこにいるんだい?」

「知るか、俺と心は出会うことが運命で決められてたから出会うことが出来たんだ。」

「ふーん偶然ってことだね?とりあえずペットを見つければいいんだね!」

「あと能力だな、へっお前みたいなガキに能力があるかよ」

「えっスズメさんどうかしたの?能力ならあるよ」

「スズメ!私の後ろに隠れて!」

シュッンと何かが切れる音がした。

私は後ろを振り返るとそこには、私の髪の毛が散らかっていた。

「こらースズメちゃん逃げちゃダメだよ!」

「相澤さんの髪の毛が切れちゃったじゃないか!」

「ごめんね相澤さん怪我してない?」

「大丈夫・・・貴方何者なのかしら・・・」

「そーだね!自己紹介がまだだね」

「僕の名前は霧雨絆!能力は空気を操る能力だよ!ねぇこれから心ちゃんって読んでいい?」




「心ちゃーんあーそぼ!」

(げっ霧雨今日は学校に来てたのかよ)

(ヤバいやつが来たぞ・・・相澤も可愛そうだな)

めちゃくちゃ評判悪いやつじゃないか、本当にあの性格みたいね。それに何気に私のこと気に入ってない!?ちょ私なんで変なやつに目をつけられるのよ!

「心ちゃん休み時間なにしてんの?」

「・・・瞑想」

「おもしろーい!流石心ちゃん!」

やばいやつがぼっちに絡んでる、相澤さんめっちゃ冷たいオーラ放ってるよ。

クラスメートの心でつぶやくはずの声がリアルに出てきてる・・・それほどこの光景は以上か。

「相澤さん、一緒にご飯どうかな?」

助け舟!西野さんやはり貴方は純粋で清楚で優しい方!心の中も綺麗で本当に人間とは思えない!

「霧雨君も一緒に食べる?皆でたべない?」

・・・優しすぎよ西野さん

「うんいいよ、食べよっか心ちゃん」

・・・お前は空気を操れるくせに空気を読めないのか。





「屋上は空気が美味しいね!」

あぁ頼むからこの、悪魔と女神がいる時間を早く終わらせてくれ。やばいよ、絶対一緒にしちゃダメだってこの二人は!

「西野さんも何か能力持ってるの?」

「アホっ!霧雨そんなことあるか!」

「能力?そうだねしいていえば計算が早いことかな?」

「それにしても、相澤さんの焦ってるとこ始めてみた」

「えっ」

「だって相澤さん毎日表情が変わらないんだもん」

「こんなにいろんな表情をだす相澤さん始めてみた!」

「とっても素敵だね!」

彼女の心は読めるでもその心には今出している言葉と同じことが聴こえてくる。

・・・貴様らの性格気に入った!我ら兄弟の、パートナーになるがいい!

「えっ何?」

まさか!どこにいる!あの狂ったゲームの使者たちが!霧雨はいいとして西野さんをあのゲームに参加させるなんてだめだ!

「わぁー!君が僕をあのゲームに参加させてくれるの?」

「何?何?なんですか?新種の動物!?」

「私の名前はスバル・ワンゼンダ」

「我の名前はブラック・ワンゼンダ」

「「私達と一緒にあの舞台で踊りはしないか?」」

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