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第十六話「水着ロワイヤルお茶会編」

「おーっと! 早くも脱落者が!」

「これはお仕置きが必要ですねぇ」

「会場の皆様申し訳ありません、少しゲームを中断して罰ゲームを実行させていただきます」

「少し準備がありますので少し待っててもらいますが、怒らないでくださいね」




「心ナイス判断だ! 今回は下手に動いたら負けるって事を良くわかってるな!」

「えー、心ちゃんは戦ってる方がいいよー」

「何いってるの? 心ちゃんが勝てば何してもいいのよ! 私はそう思う!」

「君こそ何言ってるの? 心ちゃんはね戦ってる時が一番輝いているんだよ?」

「絆君、君は心ちゃんのいい所はそれしか知らないのかしら?」

「西野さんこそ、心ちゃんの一番いい所を知らないの?」

「うふふっ」

「あははー」

「やめろ! その笑い方! 二人とも落ち着け!」

「スズメ君は心ちゃんの戦ってる時一番見てるよね? だからその素晴らしさを語ってよ!」

「スズメちゃん? 貴方が心ちゃん姿一番見てるわよね? その素晴らしさを語ってほしい!」

「お前ら.......」



「さてさて、準備が整いました」

「会場から少し離れたプライベートルームからお送りします」

「ちょっと! 何するつもりよ! 離しなさいよ!」

「敗者は、運営の指示に従わなければいけませんよ? 貴方はもう負けたのですから、何を言っても無駄です」

「さて今回、お客様の皆様は誰に投票しましたか?」

「今日の来場者数は1000人、いつもより少なくなっております」

「理由は.......まだ秘密にしておきましょう」

「そうだ、今回は特別に投票した人数をお見せしましょう」


パチンと三石支配人が指を鳴らすとモニターにグラフが表示された。

速水薫 100人

宮島月子 179人

笹島澪夜 215人

天野千名 305人

真北未玲 50人

夜桜葵 147人

相澤心 4人


「これが今回の投票した人数になっております」

「えっ? こんなこと聞いてないって? まぁまぁいいじゃないか」

「ではお待ちかねの罰ゲーム!」

「テンションが前の司会みたいになって申し訳ない、でも罰ゲームはテンション上がるんだよねぇ」

「さて! さっき氷ずけにされた笹島澪夜ちゃん今は氷を溶かして、鎖で繋がれてます」

「もちろんさっきのままの状態なので水着は着ていません」

「さて皆さん、彼女にかけた人数を覚えているでしょうか」

「私はもちろん覚えています215人です」

「この215人は彼女が負けてしまったのでお金がもらえません悲しいですね」

「なので、彼女に謝ってもらいましょうか」

「はい、澪夜ちゃんごめんなさいしよっか」

「誰がするか! 観覧者が勝手にかけたんじゃないの! 自業自得でしょ!」

「.......聞き分けがない子には僕からビリビリのプレゼントだ!」

「あ゛あ゛あ゛ああああああああああ!」

「はしたないなぁ、じゃあ謝ってもらいましょうか」

「.......皆様申し訳ありませんでした」

「偉いねぇじゃあ御褒美にティータイムといこう」

「君はそこに居なさいね、ほーらいい紅茶の香りがするだろ?」

「そして、ケーキ.......ケーキがない!」

「あるのはクリームだけ......なんてことだ!」

「僕はケーキが大好きなんだ! いやまて、スポンジならここにあるじゃないか」

「.......えっ?」

「何するつもりよ! やめて! お願い!」

「.......ぽちっとな」

「ぁぁああああああああああああああ!」

「おやおや? スポンジから声がするなぁ気のせいだね、ほらご覧フワフワのスポンジだよ、つんつん弾力もいい感じだ」

「ひいっ、やだ.......」

「いやに凹凸があるスポンジだねぇ、クリームが上手くつかないなぁ」

「ここは出っ張りと丸いぽっちがあるねぇ」

「白いクリームをぽっちの先端を囲むように円を書きながら絞る」

「そして、私がかぶりつく!」

「うっうーん! とても美味しいケーキだぁ.......」

「おやぁ? スポンジが汗かいちゃったかな? そろそろ全部食べなきゃなぁ」

「でも僕だけじゃ食べきれないなぁ.......そうだ!」

「僕がデコレーションを施したこのケーキ外れた215人にも食べさせてあげよう!」


「おわっ!」

「なんだ!」

「なんか体が消えてくぞ!」


座ってた215人が眩い光に包まれ会場から消えた。

そして、お茶会の会場に突然現れた。


「ほら、君たちお腹が空いているだろ? 今晩のおかずはケーキでどうかな?」

「好きに食い散らかすがいいさ、でもスポンジの穴に自前のクリームは注ぐなよ?」

「ではごゆっくり.......」


バタン! 扉を強く閉めて支配人はそこに椅子を置き、扉を完全に封じてしまった。

扉の中からは、笹島澪夜の叫び声と男達の喜びのおたけびが聞こえて来る。

だがそれも、最初のうちだけであり、澪夜の声は聞こえなくなり、代わりにカメラの音や赤ちゃんが、哺乳瓶を吸う時に聞こててくる音が聞こえてくるようになった。



「今回の罰ゲームは、自分にかけた人々が自分を好きなようにするです!」

「なにをされても私は知りません! 多くの人間に自分の体を弄ばれ、心を探られる! なんて素晴らしい!」

「負ければ、女の子は地獄、お客様は天国!」

「勝てば、女の子も天国、お客様も天国!」

「さぁ皆さん頑張ってくださぁい!」




「まじかよ! なんちゅう罰ゲームだ! 心にかけたのは4人、4人くらいなら心は倒せるか?」

「いや! ちょっとまて! お前ら誰にかけた?」

「「心ちゃん」」

「心勝てー! 絶対に勝て!」

「スズメ.......俺も心にかけた」

「何でだ!?」

「今回かけなきゃここに入れない決まりだったから.......」

「てことは、まさか俺の分もかけたのか?」

「うん」

「4人のうち二人は心配ねぇだが.......」

「にへー」

「にししー」

「お前ら! 心が負けても何もするなよ!」


もし心ちゃんが負けたら、私が好きにできるのよね.......


「心ちゃん私を蔑んで! 罵って! 煽って!」

「気持ち悪い目で私を見ないでこの蛆虫が、無視は虫らしく潰されて死になさい」

「ああっ! 心ちゃん! もっとぉ!」


もし心ちゃんが負けたら、僕が好きにできるのかー


「心ちゃん! その力を僕に使いなよ! その絶望した目! 本気で人を憎しんでいる目だ!」

「さぁ本気でかかっておいで!」

「でも、そんな姿じゃ本気出せないかぁ」

「じゃあ僕が一方的にやっちゃうよ?」

「舐めないで」

「いちち、傷ができちゃったさすが心ちゃん.......」


「お前ら変な事考えてないよな.......?」

「「まっさかぁ! 頑張れ心ちゃん! 負けるな心ちゃん!」」

「これほどまで、心の力を欲しいと思ったことはないぜ」

「おっ俺が心を好きに.......無理ぃいいいい!」

「おわっ! 落ち着け翔太郎! また鼻血が!」




「なによこれ.......水着って聞いた時からやばいとは思ってたけど.......」

「そうだ! 剣で穴掘って隠れよ!」


そして皆が戦って、最後の一人になったと勘違いしてるやつの後ろからさくっとやっちゃおう!

ナイス私! そうと決まれば土のとこに移動よ!




「危なかったわ.......あのままだったらやられてたわね」

「やっぱちっちゃくなれば、こっちのものよね」


夜桜葵、能力ミニマム武器ムチとハンマー

実は彼女氷ずけにされかけた時、足だけ凍った時能力を使い縮み氷の拘束をといたのであった。

そして未玲が、澪夜に攻撃を食らわせた時すきを見て逃げ出した。


「さぁあの子達から水着をひっとってやりましょ」

「夜桜葵ね、私の事を好きになーれ!」

「おっきくなった瞬間これかちっちゃくなろ」

「あれ? 消えちゃった」

「おっかしーなー」


あれはたしか、天野千名ね。

確か能力は.......


「矢が一本無駄になっちゃった、さーて人探すかー」

「私の仲間になってくれる強い子はいないかなー?」


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