平行宇宙と多元宇宙。この、似て非なるもの その1
難しい話を、自分が判る範囲で、親しみやすく。新テーマで再開です。
どうぞお付き合いくださいませ。
う~ん、1ヵ月では更新できませんでした。悔しい、もっとガンバらねば。
お久しぶりです、今やっと次へ、です。
さて、新テーマ「平行宇宙と多元宇宙。この、似て非なるもの」ですが、これに至るキッカケとなったのは科学系月刊誌の特集でした。
平行宇宙と多元宇宙の特集記事それぞれで解説してらっしゃる研究者に共通の名前が無い。その事に気付いたのが始まりです。
まずは一般的によく知られているであろう「平行宇宙あるいは平行世界」では、S大学非常勤講師S・W博士、アメリカの物理学者ヒュー・エヴェレット3世博士(すでに故人です)、同じくアメリカの物理学者ブライス・ドゥイット(こちらも故人)くらいで、ほぼ全解説をS・W博士お一人でやっておられました。
対して、私にとって大事な「多元宇宙」の方では、多元宇宙論解説その1で書きました「インフレーション理論」ではアメリカの物理学者A・G博士、K・S博士(こちらは日本人)。宇宙論では東京大学のJ・Y教授、高エネルギー加速研究機構Y・K教授。更にマルチヴァース研究を行っておられると言うアメリカ・カリフォルニア大学バークレー校のY・N教授(この方も日本人)、などなど多数の研究者の方々が各々の立場で解説をなさっておられました。
ただ、その中にはS・W博士のお名前は無かったんですよね。「平行宇宙と多元宇宙」実は理論として全く別物なのでは? と言う疑問が湧いた最初の一歩が、ここでした。
更に調べていく内に、考え方、事象の捉え方、研究方法など全く違う事も判ってきました。
次回から、まずは平行宇宙の基本的な考え方について書いていきます。多元宇宙の方は「多元宇宙論解説」で4回、説明していますので後回し、と言うか平行宇宙を説明して、その後この二つの違いを比較していきたいと思っています。
少々、短いですが第1回はこの辺りで。
次回、「平行宇宙と多元宇宙。この、似て非なるもの」その2 なぜ平行宇宙が必要か? お楽しみに。
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