ハイ&ロー
ファンタジー界の禁忌、になるんでしょうか?あのお話は。
平行宇宙の物語は、往々にして現実世界のすぐそば、
尊敬するあのお方(誰でしょうね?)の言葉を借りるなら、
「微妙にズレた」この世界の似姿が普通です。
しかしながら、私の思い描く平行宇宙は3000くらい有って欲しい、
近いほど現実世界と似てる、遠いほど掛け離れた世界で、
剣と魔法のファンタジーや、宇宙・未来科学なSF物。
そう思いを馳せながら、キーボードに向かっております。
今回は、ここ「小説家になろう」でも話のタネになる、
ハイファンタジーとローファンタジーについて、です。
このエッセイ第2回目の前書きで、分類がよく判らない。と書きました。
特にハイファンタジーとローファンタジーの区別が。
なろうでは、
ハイファンタジー 現実世界とは異なる世界を主な舞台とした小説。
ローファンタジー 現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた小説。
と、なっています。
つまり、場所の問題。
となると、異世界転生や転移は、ハイファンタジーって事になるのでしょうか?
ローファンタジーの場合、現実世界に近しい世界……平行宇宙の事だよね?
と、思ってしまったのですが、ファンタジー要素が無いとどうなるのでしょう?
この場合のファンタジー要素って、魔法?エルフやドワーフのような異種族?
剣のみで魔法無しだと、どうなるのでしょうか?
召喚物、あるいは逆異世界転移と言いましょうか……
異世界から現実世界に呼ばれた者を主人公にしたら、
それはローファンタジーになるのでしょうね?
場所が問題になるのなら。
しかしながら、世間では違う考え方が有るようです。
ハイ&ローの区別を、オリジナリティーに求める考え方。
あの偉大なるトールキンが、ルイスさんを批判した時に生まれた考え方。
だ、そうで……
これが、私にとって、よく判らない原因になっているようです。
次回はこの批判闘争からオリジナリティー基準について。
もう少しハイ&ロー、続けます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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