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チート転生 ~異世界最強の英雄~  作者: アニオタン
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ミュウ

可愛くかけないなぁー

チンピラ?集団を片付けた、俺はホクトとチンピラに囲まれていた、銀髪獣耳女少女と小さい男の子と歩いていた。どうしてあんなことになっていたか聞くと、男の子が迷子で母親を探していて歩いていたら、男にぶつかってしまったらしい。それに対して怒った男が殴ろうとしていたのを、女の子が止めに入ったというのだ。

「どう考えても、相手が悪いんじゃないか」

思ったことを素直に言ってしまっていた。

「そう言って貰えると嬉しいです。助けてくれてありがとうございました!」

女の子が言うと、

「お兄ちゃんありがとう!僕はねウルだよ!」

どうやらこの元気な男の子はウルというらしい。男の子が自己紹介すると、

「私は銀狼族の獣人ミュウです!」ニコッ

不覚にもドキッとしてしまった。俺はロリコンではなーい!!はず……………………だ。

「そうか。俺はリュートだ、こっちのフェンリル

は俺の相棒でホクトだ」

ホクトを紹介すると、ウルがホクトの前まで行って白銀の毛を撫でた。

「うわぁ、おっきくて可愛い!」スリスリ

俺は意外に思った。ホクトが怖がられると思っていたのだが、

「グルぅ、ぐるぅぅう!」

ホクトは、ウルの顔を舐めていた。

「ホクトぉくすぐったいよ~」

「ウルはホクトが怖くないのか?」

聞いてみると、

「え?怖くないよ!可愛いじゃん!」

「そっか。これからまだこの街にいるからホクトと仲良くしてくれな?」

「うん!」

ウルと喋っていると、

「そろそろつきますよ、リュートさん」

「すまんな」

今向かっているのは、冒険者ギルドだ。俺は冒険者登録しに行くつもりだったが、なんとミュウもそのつもりだったらしい。ウルについては迷子の子供ということで預かってもらうためである。

そうこうしてるうちにギルドに着いた。

「へぇ、これがギルドか」

見た目は普通だった。少し大きな建物で、入口に『冒険者ギルドにようこそ!』と書いてある。

「じゃあ行くぞ、ホクトは外で待っててくれ」

「「はい!(ワォン)」」




「中に入ると違うなぁ」

ギルドの中は、モウハンとかのギルドみたいだ。

酒場にカウンターに掲示板、まさしく冒険者ギルド。

「そうですね、なんか怖いです。」

と言ってミュウはキョロキョロしている。

「大丈夫だよ」

と言って頭を撫でてやると

「はい…///」

顔をトマトのように赤くして返事をした。なんで?と思ったが流した。

「すみません、2人の冒険者登録と迷子を預かってほしいんですけどいいですか?」

とギルドの受付嬢に話しかける。見た目は20歳くらいだろうか。

「わかりました。では2人はこの紙に名前を書いてください」

書いて渡すと、奥からカードを二つ持ってきてくれた。

「リュートさん、ミュウさんですね。こちらが冒険者カードになります。これは身分証にもなるので大切にしてください。私はニナです。困ったことがあったらなんても言ってください」

ヤバっめっちゃ優しい!超いい人だな。

「ありがとうございます。じゃあ早速なんですがクエストや依頼を受ける時はどうすればいいですか?」

と聞くと、

「あちらの掲示板から依頼を選んで貰い受付に出しでもらえれば大丈夫です。冒険者にはランクがあり、S ,A,B,C,D,E,Fとなります。依頼にも同じくランクがあり、自身のランクと同じか一つ上までのランクのクエストを受けることが出来ます。わかりましたか?」

「わかりました。明日また来ます!」

こんなに丁寧な説明でわからないやついるのかな?まぁいいや。

そう言って、ギルドを出た。ちなみにウルはギルドに預けた。





外で待っていたホクトと俺とミュウで歩いている。

「このあとはどうするんだ、ミュウ?」

隣を歩くミュウに聞くと、

「お金がないので、野宿ですよ」

寂しそうに言うミュウ

こんな少女が野宿か…

「なぁ、提案なんだが、俺は世間に疎いんだ。そこでミュウには俺と一緒に居て、いろいろ教えて欲しいんだがいいか?その代わり宿代は払うからさ」

「いいんですか?」

「なんで、お前が1人でいるかは聞かないが宛もないんだろ?」

聞くと、

「…はい、でもなんで私に優しくしてくれるんですか?お礼もできないのに」

「お前は自分も大変な時に、ウルを助けようとした、いい娘じゃないか、それにお礼ならこれから度で返してくれればいいさ」

言われて、一瞬嬉しそうにするが、何かを思い出したみたいに寂しそうな表情になった。

「でも、迷惑をかけるかもしれないし…」

ミュウは優しい娘だな。助けてもらった上に迷惑をかけてしまうことに申し訳なさを感じてるんだろうなぁ。良し、言ってやろう!

「ミュウがいることに迷惑はないし、あったとしても、それは俺もでお互い様だろう?それに一番の理由はミュウが可愛いからだしな!」

うわぁ言ってて恥ずかしい、ミュウを見ると

「私が可愛い?………///」と顔を真っ赤にしながら何かつぶやいている。

「だから、俺といこうぜ?」

最後に俺がそう言うと、こっちを向いて嬉しそうに

「はい!リュートさんこれからお願いします!」ニコッ

とした。今までで一番の笑顔で。

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