表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート転生 ~異世界最強の英雄~  作者: アニオタン
13/14

秘密

ステータスのスキルなどをレベルせいに変えました

ギエルとの模擬戦を終えた俺はミュウと受付にいた。

「はい、冒険者カードの更新が終わりました。Bランクになると指名依頼が受けれるようになります。また責任も強くなるのでお気をつけてください」

ニナから注意を受けた俺は

「ありがとう、気をつけるは」

お礼を言ってギルドを出ようとするが、1人の冒険者が声をかけてきた。

「おいおい、こんなガキがBランク?笑わせるなぁ、おい!」

ン?声をかけてきた?違うな。これはケンカを売ってきているのだ。チラッとニナを見るが困ったように苦笑いした。

「はぁ、なんかようか?」

「おいてめぇ俺が誰か知ってんのかぁ?ああん?Bランクのメルド様だぞ?てめぇみたいな偽物とはチゲぇんだよ!」

あっ。少しイラッとしたきれてもいいかな………

「何なんですか?あなたがリュートさんの強さを知っているとでも?ふざけないで下さい!」

ミュウが言ってメルド?とやらを睨みつけた。ありゃ俺の前にミュウがきれた。嬉しいねぇ。

「うっせんだよ、ガキが!」

ついにきれたメルドがミュウに手を出すが、

「なっ!?」

誰の声だろう。メルドか周りの冒険者か。何にしても驚くのは当然だろう。

メルドのパンチを片手で握られていて、メルドの腕がピクリとも動かないのだから。

「お前なにしてんの?俺はお前なんぞに何を言われても気にしないけど、ミュウになにかしてみろ。腕位無くしてやるぞ?分かったら消え失せろ!」

最後の一言に殺気を乗せて言い放つ。「ひっ」メルドが悲鳴を上げてどこかえ逃げていく。

「行こっか」

「はい!」

ミュウを連れて今度こそギルドを出た。





ギルドを出た俺達は街を出て、ホクトに乗り少し離れた林に入った。周りに魔物がいないかを確認して腰をおろす。

ミュウも俺が腰をおろすと座った。

「ミュウ、さっきはありがと」

「ほえ?」

「さっき冒険者に言い返してくれただろ?…その嬉しかった」

メルドとやらにきれかけた時にミュウは怒ってくれたのだ。ミュウはまだ小さく優しい少女だ。そんな少女が厳つい冒険者に俺のために怒ったのだ。

嬉しくないわけが無い。

「えと、その…リュートさんは私を何度も助けてくれました。その強さを短い時間で見てきました。リュートさんを信頼してます。それを知らないで言われたのが嫌だったので…」

顔を少し赤くして、言った。

言われて俺は思った。俺はミュウに信頼されていたのだ。嬉しかった。俺も彼女を信頼したいと思った。だから決心した。俺のことを話すことを。

「ミュウに聞いて欲しいことがある」

この世界に来る過程と今までについて、話す。



全てを彼女に、ミュウに語った。ミュウは俺の話を最後まで真剣に聞いてくれていた。聞き終わった彼女は俺に問いた。

「異世界?から来たとしてリュートさんはリュートさんです。私を助けてくれて、面倒を見てくれて、大切にしてもらえてます。それが変わりますか?私はリュートさんに『迷惑なんか気にしない』『一緒にいていい』と言われて嬉しかった、救われた。今だから言います。一緒にいてくれませんか?」

俺は小さいなと自分を思った。自分より小さい少女に言われて気づいたのだ。

ミュウにとって俺が異世界から来たとか関係なしに信頼していてくれる事に、それに応えていていいということに。

「ああ、変わらない。ありがとミュウ」

「リュートさんを支えたいんです……!」///

「頼むな」

「はい!」



ミュウと話し終わった今は、ホクトについて考えている。魔獣術によって生み出された魔獣は、魔物の核、魔石を吸収する事で強くなる。今手元にはケルベロスの核がある。

それを使うかの相談である。


「上げてみていいんじゃないでしょうか?」


ミュウが言う。

「ホクトちゃんが強くなるのはいいことですし、試すのは必要なことかと……」

なるほど。これから周りのレベルも上がるだろうし、試すのもいいと。

「分かった、ホクトに渡してみるか。ホクトこっちに来てくれ!」

考えが決まった俺はホクトを呼んで、魔石を与える事を伝えると頷いた。

「行くぞ、ほれっ」

「グルッ」

ホクトが俺のなげた魔石を口でキャッチして飲み込む。

「変化が分からないなぁ、覗いてみるか」


観察眼でホクトを見る。


¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯

フェンリル ランクS

ホクト

スキル

『フレアブレスLv1』


-----------------------------------------------------------

「なるほど、ケルベロスが火の玉を出していたからフレアブレスか。良くやったなホクト」

「クゥウン」

俺が褒めると、顔を俺に擦り付けて嬉しそうに鳴く。

俺のステータスとミュウのはどうなっているんだろ?



-----------------------------------------------------------

三神 龍人 【人間】異世界人

男 17歳

Lv30→34

HP 5000→5400

MP 150000→170000

力 3000→3400

速 3000→3400

装備

【七星の剣】 【龍王のローブ】 【岩石龍の篭手】

以下変化なし


¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯

ミュウ・アレスタ 【獣人/銀狼族】

女 12歳

Lv25→27

HP 1500→1650

MP 1000→1125

力 1500→1650

速 2000→2200

装備

【飛竜の短剣】

以下変化なし

-----------------------------------------------------------



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ